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【広告義勇軍】 「my home town わたしのマチオモイ帖」展、大阪に凱旋。


今年の2月に東京ミッドタウン
デザインハブで開催された
「my home town わたしのマチオモイ帖」展は、
会場の来場者記録を塗り替えるほどの
大盛況だったそうです。


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「マチオモイ帖」とは、
日本各地のクリエーターたちが、
自分にとって大切な町や地域を
じぶんの目線で冊子にまとめたもの。
コピーライターやデザイナー、写真家、
イラストレーターといった方々が、
写真やイラストとみずからの言葉で
思いを語っている。

ふるさとの町、学生時代を過ごした町、
いま暮らしている町。
そこに住む人々や出来事などへの
さまざまな思いが詰まった一冊からは、
その町が育んできた風景や人の表情が
浮かび上がってきて、やがて、
かけがえのない人と人とのつながりに思いが至る。


 この町のおばあちゃんにやさしくしましょう。
 そうすれば、遠くにいるあなたの家族も
 どこかの誰かにやさしくしてもらってるはず。



出展者でもあるコピーライター
村上美香さんが綴られたこの言葉は、
「マチオモイ帖」のコンセプトを
端的に表現していると思います。


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さて、この「マチオモイ帖」の展示が、
5月11日から大阪でもおこなわれます!
下記が、その詳細です。



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メビック扇町×東京ミッドタウン・デザインハブ共同展
「my home town わたしのマチオモイ帖」

■会期:2012年5月11日(金)~6月10日(日)
平日・土日イベント開催時 11:00~21:00
土日 11:00~19:00
会期中無休・入場無料

■会場:クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町
大阪市北区扇町2-17-7 扇町キッズパーク3階

■出展内容・参加クリエイター(予定)
2月に東京ミッドタウン・デザインハブで開催した
「my home town わたしのマチオモイ帖」展出展の324組
ミニブック部門277組 ムービー部門47組
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◎プロデューサーの村上美香さんの言葉
(パンフレット「マチオモイ帖~はじまりとそれからのものがたり~」より抜粋)

企画の大枠が決まって、
マチオモイ帖」に参加しませんか?と、
クリエイターに声をかけていくなかで、
ある女性カメラマンが言ったんです。
「クリエイターが社会に対してできることって、
まだよくわからないのですが、
社会がこれまで私にしてくれたことを
綴ることならできるかも・・・」と。
私としては、その言葉で腑に落ちたというか・・・。
今日まで自分を支えてくれた町、
これからも立っていこうと思ってる町に
「向き合うこと」から始めてみませんか?
という気持ちになれました。
「町おこし」は一朝一夕には出来ませんが、
「マチオモイ」なら積み重ねてきた
思いが誰にだってありますから。



◎プロデューサーの築山万里子さんの言葉
(パンフレット「マチオモイ帖~はじまりとそれからのものがたり~」より抜粋)

面白かったのは「一人一冊の責任編集」
というルールでしたから、
いつもは文章を書かないデザイナーが
私小説に挑戦したり、
カメラマンが絵を書いてみるなど、
普段は分業していることをほぼ一人でやったこと。
ものづくりの衝動があって、
伝えたいことが一番前にある時って、
素直で、ちゃんと人に響くものが生まれるんですよね。


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