とてもいい曲が見つかったので、一筆。
若さに溢れた素晴らしい1曲です。よかったら。
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そうだ、あの時の感じはきっとこれだ。
そんな1曲に感じました。
とんでもなく、目まぐるしく変わる日常。
そんな中、記憶の片隅、それも端っこ中の端っこ。
そこにあった記憶を呼び起こすようなリリックと、感情任せともとれるようなメロディと声。
なにか心のどこか、頭のどこかに足りないパズルのピースみたいなものが昔からあって。
それをいつも探している。
だから、余計こんな歌が刺さるんじゃないかと思います。
"ブラジャーのホックを外す時だけ、心の中までわかった気がした。"
きっと、「心を通わす」という行為が子供の時から俺は苦手な気がする。
それは、誰に対しても。
そのまま大きくなってしまったのかなぁ。
"ついに失って、それでもいいって。君を待とうって決めてた。夏の匂いがした。"
この1節に時の速さを感じました。
季節はいつだって巡り巡ってる。
きっと俺も首輪を付けられて、その首輪はきっと目に見えないところで繋がってんじゃないかなぁ、って。
気持ちのどこかでまだ繋いでて欲しかったり、もう離して欲しかったり。
一言で言い表せない感情。
でも、それがこの曲のいい所だったりします。
色んな感情を。
ブラジャーのホックをはずす時だけ
心の中までわかった気がした
携帯なんて出なくていい
いつの間にか
時間が止まればいい
翌朝、君は先に出て行った
僕にと、鍵、残して
夕立ちの止んだ街が近づけた
ただ陽が落ちた、下北は地下のライブハウス
いつもは冷たくするくせに
二人の時は優しくするんだね
君は言う「あなた、犬みたいでいい」って
三番線に悲しい音が流れた
曖昧な誓い、会いたいが痛い
バイバイが聞こえなくなるように
春、恋に落ちて
耳を澄まして
君を探して
僕は誰かを
ついに失って
それでもいいって
君を待とうって決めてた
夏の匂いがした。
0.1秒で飽きる毎日が
突然、輝き出したんだ
目が合うだけでも
なぜだか胸が痛んだ
空っぽのコルクボードには
どんな写真があったのか気になった
見つめたまま隣で黙っていた
君の犬なりに気を使ったんだ
振り向いて欲しくて
なぜか甘えてしまう
格好つかないよなって笑ってた
合鍵を返して
首輪を外して
ちゃんと言おうって決めてた
君を纏って
頬に触れたって
ただ響かなくて
距離は愛しさを
また髪を切って
ふいに風が吹いて
君に言おうって思ってた
夏の匂いがした。
赤い首輪はついたまま
真赤 / My Hair Is Bad
素晴らしい世界。
