こんにちは!

今回は僕がハゲを引き寄せた原因でもあり、


ずっと手放すことのできていない感情について書いていきます!


タイトルにもある通り、僕は

つむじを見られるのが死ぬほど嫌だ


という気持ちを四年ほど手放すことができずにいます。




なぜそれほど嫌なのか?




少し長くなりますが説明させていただきます笑










それは僕が高校1年生だった時のこと。

弁当を食べ終え、次の授業はコミュニケーション英語。

起立、気をつけ、礼から始まり、

いつも通り先生が単語の説明やら本文の日本語訳やらを生徒に指名しながら進めていた。



クラスにはやんちゃな友達2人がおり、僕はその2人といつも一緒にいたのだが、

なぜか、先生のハゲいじりの話題に。
※先生は60くらいでハゲていて、丸坊主です。


「ハゲといったらこいつじゃね?!」

と、後ろの方から聞こえてきた。

誰のこと言ってるのかな?の思って後ろを向いたら、


そいつが僕のことを指差していた。




一瞬、なんのことだか全く分からず、頭は真っ白。



なに言ってんだこいつ?と思いながら、




「ハゲてねえわ!」と一言いった。



「先生、この頭皮大丈夫ですか?」と友達がいう。



先生は僕のつむじを見に来る。



「お父さんはハゲていない?」と先生が僕に聞く。



「お父さんはフサフサです」と僕はいう。
※ただ、実の父親ではないので遺伝的つながりはありません。


「なら大丈夫大丈夫」と、先生。


「こいつハゲてるよな?舞?」と友人が僕の後ろに座る女の子に問いかける。


「こんなもんなんじゃないの?」と舞が言う。


少し僕は安心した。




自分のつむじなんて見たことないから、どんな状況になってるかも分からなかったが、それでその日は終了。





家に帰ってからは確かいつも通りの生活を送った。






…翌日の学校にて





…僕へのハゲいじりが始まった…


「ハゲてるってこれ。」と言い、友達はなにも状況を知らない僕のつむじを写真で撮って見せてきた。



見てみると、んー、特にそんなに気にならないけど確かにつむじが広いのはわかる。



ただ、友達のつむじとくらべると、明らかに違いがある。とても恐怖を抱いたのを覚えている。





それからというもの、毎日の生活がハゲモードへ移行していく…





毎日つむじが気になっては仕方がなくなってきて

意識のしすぎからか、つむじが痒くなり、




友達からもハゲなどのいじりも始まり、





超絶ストレスのある生活に。










この時に、恐怖の感情を感じ切ってしまえば、

僕の中に恐怖症として定着することはなかったでしょう。



だけど、人間、恐怖とか怒りとか不安とかを感じることがよくないとしているため、



どうしても感情に蓋をしがちになってしまうんです。







1ヶ月くらい経って、我慢できなくなり、今まで怒ってこなかった僕もキレた感じで、


「お前らまじでうぜえ。黙れ」と言った。



その頃には耳鳴りも出始めていた。
※当時はストレスが原因だなんて思いもしませんでした。





キレたことで、友達からのハゲいじりはなくなったものの、



恐怖の感情から、
鏡でつむじを見たり、触ったりするのが習慣になり、



いつでもどこでもつむじのことが頭に浮かんでくるようになった。





なんで俺が?!とも思ったけど受け入れることができずに今日の今日まで生きてきた。





…と、話が長くなってしまいましたが、


悩んでるみなさんもこれくらいの恐怖のエピソードはいくつか持ってるのでは?




ちなみに僕はもっともっとたくさんのエピソードがありますが、ここでは割愛します。