「勢いも、我慢も。どんな展開でも勝負する。」
杵築駅伝では区間1位。円卓駅伝では区間2位。
ムードメーカーとしてチームを盛り上げつつも、いざ勝負となれば確実に結果を残す。
“お調子者”という言葉では収まりきらない勝負師――小西真人(2)。
今大会も、チームの信頼を背負って大舞台に挑む。
※取材は(駅伝王者時間で)11月25日に行いました。
――ここまでの駅伝で結果を残していますが、手応えはいかがですか?
小西:そうですね、自分の中でも少しずつ手応えが出てきました。
杵築では思い切って突っ込むレースをしました。あのときは「行けるところまで行く」と決めていましたが、追っていくなかで前が見えてきたのに、最後勝ちきれなかったんです。優勝も見えていたなかで、あれは悔しかったですね。
円卓では逆に、中盤からじわじわ上げていく展開。後ろからどんどん詰められましたが、粘りました。個人としてもチームとしても力は出せましたが、上には上がいました。自分の課題もはっきり見えたレースでした。
ただ、杵築と円卓で全く違う走り方を経験できたのは大きいです。突っ込みもビルドアップもやってきたことで、どんな展開にも対応できる感覚がついてきました。
――普段は明るくてチームのムードメーカーですが、レースになると雰囲気が変わりますよね。
小西:よく言われます(笑)。普段はおしゃべりで、練習中もいじられキャラなんですけど、スタートラインに立つと自然とスイッチが入ります。
笑いを取るより、結果で笑いたいタイプなんです。
本番では一気に表情が変わりますよ。
自分じゃ自分の顔見れないんですけど、自分でも「今、勝負モード入ったな」って分かる瞬間がありますね。
――監督からは、どの区間を走ると言われていますか?
小西:え、言いませんよ(笑)。それは後々のお楽しみです!
ただ、ひとつ言えるのは、どこであっても、自分の役割を全力で果たすということです。
任された場所に意味があると思っています。そこにチームの思いも、監督の意図もある。
だから、僕としては区間どうこうよりも、「その区間をどう走るか」を大事にしたいです。
プレッシャー?もちろんあります。でもそれを力に変えるのが自分の持ち味です。
区間名は伏せますけど、間違いなく“勝負どころ”になると思いますよ。
――チームの中で、どんな存在でありたいですか?
小西:やっぱり、“流れを作る選手”でありたいです。
僕が走ったあとに、「小西があの走りをしたなら、俺もいける!」って思ってもらえるような存在に。
駅伝ってチームスポーツだから、誰か一人が勢いをつければ一気に波に乗れると思うんです。
だから、明るくいるのも自分の仕事。
雰囲気を良くして、レースでは流れを変える――その両方ができる選手でいたいですね。
――芦ノ湖駅伝では、どんなレースをイメージしていますか?
小西:とにかく“勝負”ですね。どんな展開でも食らいつきます。
速い選手と並んだら絶対に逃げないし、アップダウンにも自信があります。
僕は坂道が好きなんですよ。苦しいときこそ差が出ると思ってるので。
レースプランは……ちょっと狙ってるものがあります(笑)。でもそこは当日のお楽しみで。
どんな形になっても対応できるように準備しています。
「小西が走るなら面白くなる」って思ってもらえるようなレースにします。
もちろん、狙うのは区間賞です。そこは譲れません。
――最後に、チームや応援してくれる方々へメッセージをお願いします。
小西:いつも応援ありがとうございます!
練習のときも、声をかけてもらえると本当に力になります。
僕はどんなときも“らしく”いくのがモットーなので、芦ノ湖でも自分らしさを出しながら、チームに勢いを持ってきます。
笑顔も走りも全力で。最後は「小西、やるな!」って思ってもらえるように走ります!
〇記者あとがき
お調子者の仮面の裏に、誰よりも強い勝負心がある。
杵築での悔しさ、円卓での学び――そのすべてを糧にして、小西真人は“芦ノ湖”に挑む。
チームの勢いを生む男が、またひとつ伝説を刻む。
※本記事はChatGPTにて作成いたしました。