きゅぽらスポーツコミュニティが目指している3つの地域イノベーション | 【学童や子供会などのイベント企画に】運動会やスポーツレクリエ―ションなど

【学童や子供会などのイベント企画に】運動会やスポーツレクリエ―ションなど

イベント主催者の味方!イベント企画に最適な運動遊び(参加型レクリエ―ション)で子供の笑顔があふれるイベントにしませんか?

代表の石井です。


自身で、「スポーツ×地域振興×社会起業」というタイトルのfacebookページを運営していますが、最近この3つの言葉の中で社会起業やソーシャルイノベーションという要素が「スポーツ×地域振興」以上に自身が全面に出すべき部分であり差別化すべき部分なのかなと思っています。


"イノベーション"と言っても漠然と感じるかもしれませんが、
自分自身が取り組んでいる活動のスタンスが、必ずしもニーズがあるからやっていると言うようなものではなく、斬新でニーズがなくても作り出すくらいの気概で、取り組むべきことを最優先事項としている点(+新たなスポーツの活用法)がイノベーションの意味にあてはまると考えます。


そこで具体的なイノベーションとして、これまでにきゅぽらスポーツでやってきたことを振り返ると以下のような3つに分けられます。(この3つというのは、団体が掲げている3つのビジョン「人と人がつながるしくみをつくる」「一人ひとりが役割を発揮できる機会をつくる」「地域の新たな価値をつくる」に通じるものでもありますが・・・)



1.普段関わることのない人との交流や多世代交流が楽しいと思える世の中に



異業種交流フットサルや国際交流バレーボールを中心に、参加される方の業種や国籍は問いませんし、世代も子どもから60代の方までさまざまです。


最近はブラインドサッカーも取り入れておりますが、ブラインドサッカーであれば、健常者と障害者という分け方もなくなりより広範囲の人とつながることができます。


特に都市化や核家族化によって、この何十年かは地域における人のつながりというのがなくなっていったと思いますし、自分自身と異なる属性の人と知り合う機会はより少なくなったと思われます。とは言え、そのようなつながりを全ての人が求めているかと言われればそういうわけでもないでしょう。


それでも活動を通して、多世代交流の楽しさを感じていただいている方はいらっしゃいますし、メンバーが固定されることなく常に新たな方が入ってくる場というのは地域で珍しいと思いますし、スポーツだからこそ成り立っているのかなとも感じています。



2.(仕事とは別に)地域の中で役割を発揮できる機会があった方が楽しいと思える世の中に




一般的に考えると、サービス提供者とお客さんという関係になりますし、サークルであれば、全員が並列のような関係性になると思われます。
一方きゅぽらスポーツの場合は、(単なるお客さんではない)参加者と参加者の役割を作り出す主催者(オーガナイザー)というような関係になっているかなと思いますしそこがユニークな点です。


「"参加型"コミュニティの企画などまとめ(http://amba.to/1iloThJ )」

ということで以前ブログにもまとめましたが、その先には市民性を創造するという重要かつ意義あるテーマも存在します。
究極どれだけクラブが良いサービスを提供しようとも、地域にとっての真のイノベーションは、サービスの質ではなく、各々の役割を発揮できる市民や参加者がどれだけ増えたかということだと思っています。


これも実際に経験されて、役割を発揮できる場があった方が、単なる参加者でいるより楽しいと感じている方もいらっしゃるとは思います。
しかし一般的にそれが当たり前ではありませんし、町会やその他地域組織の会員が減少しているという実態がそれを象徴しているとも思いますので、今後も地道に取り組んでいき、目指すイノベーションの一つと位置づけたいと思っています。



3.ポジティブに(前向きに)課題と向き合う世の中に




これまでに具体的に取り組んだこととしては、

・公園でのファストスポーツ

・プチ運動会

の2つです。(スポーツではありませんが、ミニ餅つきも)


※ファストスポーツというのは、私自身が考えた言葉で、ファストフードやファストファッションで使うファストと同義で、着替えもせず、手軽に楽しめるスポーツを意味しています。


実際に今公園は「ボール遊び禁止」となっているところが多く、公園で遊んでいる子どもを見かけることが少なくなってしまっていますが、

そうではなく、(リングビーのように)ボール以外のもので楽しめる新しい遊び方を考えるというように前向きに捉える。
また運動会に関しても、外のグラウンドでやるのが一般的だと思いますが、
「広いスペースがないのでできない」ではなく、「小さなスペースでもできるやり方を考える」

ことで実施できるようになります。


特にスポーツに関して言うと、ハード(施設)がないからできないと片付けてしまっている例がまだまだ多いように感じられますし、「限られたハードでできるやり方を考える」という考え方にシフトしていくことで、スポーツに限らず前向きに課題と向き合っていく風潮をつくれればと考えています。



以上が自身で考えた3つの地域イノベーションとなりますが、基本的にはニーズのないことをやっていて(苦笑)、それをスポーツを活用して埋め合わせをしているという捉え方もできそうです。

(ただスポーツやりたいという動機で来られたとしても、何か新しい気づきを持っていただければと思っています。)
またいずれも意識の変化を促すものですので、目に見えにくい点が難題だと思いますが、ただのNPO、サービス事業者ではないという意識をもって今後も取り組んでいきたいと思います!



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