高校、高校生は重要な地域資源 | 【学童や子供会などのイベント企画に】運動会やスポーツレクリエ―ションなど

【学童や子供会などのイベント企画に】運動会やスポーツレクリエ―ションなど

イベント主催者の味方!イベント企画に最適な運動遊び(参加型レクリエ―ション)で子供の笑顔があふれるイベントにしませんか?

本日の朝日新聞朝刊に島根県の離島・海士町のインタビュー記事が掲載されていて興味深く読ませていただきました。記事のタイトルは「高校が過疎を救う」


島留学という制度を取り入れ外から生徒を受け入れることで、生徒数が増えていっているというのには驚きましたし、将来的にU,Iターンしてもらうために高校の魅力を高めるべきというのは同感でした。


同様に自身が川口で活動を始めた当初から高校や高校生と絡みたいという思いは持っておりました。

そう思うきっかけとして一番にあるのは、川口に大学が(ほとんど)ないということです。
地域活動をする人々が年配の方たちばかりでは将来的にもよくない、かと言って大学がほとんどないので、大学生へ呼びかけるのも難しい。一方活動当初、統計を調べていた時に年々高校生の部活動に所属している人数が減少していっているというのも気になっていました。(単純に少子化になっていたり、いろんな選択肢が増えていっているのも要因だとは思いますが)


また活動を通して知り合う大人の方々の中に、思っていた以上に川口市内の高校出身の方が多いなという印象も受けましたし、高校まで川口にいるからこそ愛着が生まれるのかもしれないとも感じました。その部分を強化することができれば、愛着を持つ人が効率的に増えるのではないかとも思いました。(自身にそういう背景がないので説得力はありませんが・・・)


そんな中、昨年は他のNPOの活動を通じて川口の市立高校3校にヒアリングをさせていただきました。3校とも教頭先生とお話させていただいたかと思いますが、国際交流などの学外活動には力を入れられない。あくまで進学が第一で他のことには手が回らないという回答が前面にきて今後接点のつくりようがない感じで残念でしたし、改めて高校生と接点をつくるのは難しいなとその時に実感しました。


ということで高校や高校生ということはいったん考えないようにしておりましたが、今年に入って想定してなかったことが起きました。


活動にfacebookを通じて40代以上の参加者が増えていく一方で、そのお子さん(=高校生など)たちの参加というのも増えてきました。(息子さん娘さんにお声掛けいただいた皆さん、ありがとうございます!)バスケの活動を始めたときにその流れが顕著に出ましたが、今ではフットサルでもバレーボールでも参加していただいている高校生がいます。まだ自分自身も慣れておらず、高校生と何を話せばよいかとまどいもありますが、同じスポーツを通して10代から4,50代の方までいる多世代交流の場というのはそうないのではないかと思っています。


もう一つ新しいつながりで、"高校生ボランティアスクール"という活動が川口にあることを何ヶ月か前に知りました。主に夏休み期間に1日~1週間くらい高校生がボランティア団体でボランティア活動をするというものだそうですが、来年はぜひこのシステムで高校生にもきゅぽらスポーツの活動に来ていただきたいですね。


そんなこんなで、高校や高校生は地域において重要かつ貴重で刺激を与えてくれる地域資源だと思ってますので、今後もうまく連携を図っていけるよう摸索していきたいと思っています!