昨日は、現在東京国際フォーラムで開催されている、
「イノベーション・ジャパン2010~大学見本市」を見に
行ってきました!
http://expo.nikkeibp.co.jp/innovation/2010/
全国の大学がブースを出し、それぞれ最新に開発された
技術を展示・発表していました。
大学の研究開発の取り組みは、そこまで公にされることも
ありませんし、かなり貴重な情報が得られる場なのではないかと思います。
その中で印象に残った展示・発表を一つだけ紹介したいと思います。
それは、静岡県立大学経営情報学部の
「発音評価・訓練のための音素情報の"みえる化"」というもので
このツールを使えば、発音がどれだけ正確かがよくわかります。
例えば、以下のような場面での活用が考えられます。
・入れ歯をつけた状態でどれだけ正確な発音ができるか?
・留学生が日本語を学習する際にどれだけ正確な発音ができるか?
最近は、翻訳においてもITが活用され、機械ですぐに他の言語に翻訳してくれるものが
あるようですが、正確な発音を身につけるということも重要ですし、語学学習分野における
IT技術の活用はこれからもさらに進んでいくのではないでしょうか?
最後に、大学絡みのイベントとしては、
以前百貨店で「美味しい大学フェア」(http://bit.ly/bHBOzu
)
というものが催されており、各大学が地域の特産品と大学がもつ
応用研究を活かしながら商品化したものを出店していて、非常に興味深かったですが、
今後は個人的には"ご当地研究"なるものが一同に集まる展示会・イベントが
あったらおもしろいかな~とも思っています!
※"ご当地研究"という言葉が正式にあるわけではありませんが、
例を挙げると、鳥取大学は鳥取砂丘があることからも
「乾燥地研究」の先進地であるようです。