井上ひさしコレクション「ことばの巻」井上ひさし(P198~199  岩波書店)

 

「≪これは日本の東北地方の ~ なにしろ、わたしは
書物を読むときの、揺るがぬ憲法を手に入れたのだから。」

 

司馬遼太郎・松本清張氏は別格の作家として、私が崇拝する作家が二人います。

つかこうへいともう一人が井上ひさしです。

その氏が「書物を読むときの ~ 」と言われた言葉は大変興味があり、

私にとっては重く悦ばしい言葉でもあります。

氏の作品は、小説や戯曲にかかわらずほとんど読んでいるはずですが、

読み直す良い機会を与えてくれたのかもしれません。

「言葉の魔術師」井上ひさし氏には、いつも刺激を受けています。

参考までに今読み漁っている作家は、浅田次郎と宮部みゆきです。

特に浅田次郎氏に関しては、今までにない文章の切り口と、読んでいての意外さ、

泣かせ上手に参っています。(笑)

http://izumokouhei.digick.jp/