【菜根譚シリーズ】76節【甘すぎず辛すぎず】


清廉あってしかも包容力もある。思いやりがあってしかも決断力にも富んでいる。


洞察力があってしかもアラさがしはしない。純粋であってしかも過激に走らない。


こうゆう人物こそ「蜜を使っても甘すぎず、塩を使っても辛すぎない」といい、理想のあり方に近いのではないか。



今の私にとっては崇高すぎる言葉です。(笑)

たえずバランスを考えながら、一方の極端に走らず、円満な境地を目指す。この一節も「中庸の道」を強調したものです。


疲れた時や落ち込んだ時など、なかなか読み返すには勇気のいる一節ではある。


読み返す気持ちになった時が、少しはバランス感覚が戻ってきたことを感じられるときかと思います。


貴女もここまでは求めていまいと思います。(始めから無理だと思っている?・・・・・・・・・アハハハハ)