●困った上司にどう接するか

【菜根譚シリーズ】46節【富貴、聡明な人物は】

富貴な人物は、人に対して鷹揚であるべきなのに、かえって刻薄である。

これでは、富貴でありながら、やっていることは貧賊な人間と変わりない。

どうして幸せを保つことができようか。

聡明な人物は、才能を包み隠すべきであるのに、かえってそれをひけらかす。

これでは、聡明といいながら、愚かな人間と少しも変わりはない。

どうして失敗を免れることができようか。


「実るほど頭をたれる稲穂かな」の例えどうり、謙虚な気持ちを忘れて自分中心の考えで行動をしていると、ろくなことにならず、いつかはその高い「鼻」が折れる時が来るものです。
もし、そんな行動をしている上司や同僚が自分の周りにいても気にせず、反面教師として観察していると、意外に気が楽になるものですヨ。

気長によろしくお願いします。ヨロシク。