保護者の皆さんへ
色々とテストの結果が出る時期となりましたが、結果だけを見て一喜一憂したり、お子さんをほめたり叱ったりしないでください。
結果だけを見てほめたり叱ったりすることで、子供たちに誤ったメッセージを伝えることになるからです。
例えば、全然勉強をしていないにもかかわらず、たまたま成績が20番くらい上がったとしましょう。
「20番も上がった」という結果を見れば親としてはうれしくなりますが、ここで「頑張ったね」なんて声をかけようものなら、もうその子は勉強しなくても良いと受け止めます。頑張らなくても褒められるからです。
また、子供なりに頑張ったにもかかわらず運悪く「20番下がった」場合、それで叱られでもしたらやる気をなくしてしまいます。
頑張っても叱られるからです。
「結果」が良かった場合には「良かったね」であって、「頑張ったね」とは言わないでください。
また「結果」が悪かったとしても、その子なりの努力をしていたのであれば、「頑張ったね」と声をかけてください。
前回のエントリーで、中2女子軍団についてちょっとだけ褒めました。
それは彼女たちが次につながるような勉強をしていたからです。
ちゃんとした勉強をしていれば「結果」は後からついてきます。
…た、多分(笑)。