Your Friendly Neighborhood 外原

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煙突の下に住む人たちの気持ちを日本中に知って欲しい。
私たちがしているのは反対運動ではなく未来づくりです。

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12月1日に放送されました、TBS『噂の東京マガジン』を御覧になった方も多いと思います。
すでに全国から反響があり、番組内で伝えきれなかった部分の捕捉説明に追われています。

・焼却場の目の前には中学校があること
・他に場所がないと言うが、候補地選定は建設不可能な場所ばかりを選んだ出来レースだったこと
・耐震性の問題をいうなら、急傾斜地崩壊危険箇所に指定されていて適さない場所である事。
などなど。


沼津市の市長さんは番組中、約束を守る必要はないと言っていました。
約束を守りませんと言う人物と、今後どんな約束でも交わしたいと思う人がいるでしょうか。
また、政治的に弱者を切り捨てるとも公言しています。
これにはさすがに「切り捨てられるのが300人の中学生ということでは、とんでもない話だ」と清水町側の議員さんたちからも声が上がりました。
(一部には沼津市長の犬みたいな議員さんもいますが)

11月20日夜7時から南中学校体育館で、清水町主催の「新焼却炉の生活環境調査に関する説明会」が開かれました。急な話だったので、事前にみなさんにお知らせできなかったのですが、この説明会は新焼却炉建設を前提にしたものでした。もちろん、外原区には二度と焼却炉は建てさせない、という覚書を完全に無視するものです。
 不思議なことに、この説明会は、新焼却炉の事業主体である沼津市ではなく清水町でした。これは沼津市が前面に出て、住民の反発を招くことを恐れたためでしょう。しかし、会場にはずらりと沼津市職員やコンサルタント会社の社員が並び、この説明会が「建設ありき」であることは明らかでした。
 外原区はこのような説明会を認めていません。この説明を受けると、「建設計画を認める」ことになりかねないからです。そこで外原長は、町長挨拶の前に発言を求め、「外原区は新施設建設に絶対反対であり、建設を前提としたこのような説明会は認めない。本会はあくまでも清水町との意見交換会と見なす」「沼津市にも清水町にも覚書を遵守する義務がある」とつっぱねました。行政側はこれに抵抗しましたが、外原区はこれをあくまでも意見交換会と見なし、会は大荒れに荒れました。
 住民の「覚書をどう見ているのか?」との問いに、行政側の答えは『ご理解いただきたい」の一点張り。外原地区としては、これまで真摯に沼津市・清水町に対応し、良好な関係を築こうと努力してきましたが、このような行政の態度には失望せざるを得ず、改めてここに宣言します。「焼却炉建設は絶対反対です!行政は覚書を守れ!」


 外原区が昭和49年、沼津市と外原区が交わした覚書は今でも有効です。今、一部の人が、「覚書は無効になったんだ」というデマを流していますが、これは全くのウソで、覚書を守らせようとする人々を分断するための工作活動です。このような嘘に騙されないで下さい。くり返しますが、覚書は有効です。
 私たちの思いは、行政は覚書を守れ、というただ1点です。それに、この覚書は単なる紙切れではありません。民法上の契約にあたり、覚書を一方的に破棄するのは違法です!!


 焼却炉は迷惑施設です。ゴミを燃やす事により、様々な有害物質(水銀、クロム、ヒ素等)が周辺にばらまかれます。次の図は、横浜市の小学生の喘息罹患率のグラフです。
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 以前、横浜市全体の喘息罹患率は8~9%前後でした。
 これに対し焼却炉周辺の2つの小学校(本郷小学校、桂台小学校)の喘息罹患率は、なんと3倍近くの16~20%でした。
 しかし、これらの焼却炉が定期改修の為に停止した2004年、両小学校の喘息罹患率は5~10%へ急落しました。
焼却炉の健康影響は、これほど明らかなのです…。


 また、この日の「意見交換会」で、清水町の相澤課長は「焼却炉の周辺住民におかれましては、多少の健康被害がありますが…」とはっきり述べていました。
 清水町も焼却炉の健康被害を認めているのです。
動画:当日 清水町相澤課長の発言→ http://youtu.be/4QkBbIPSJA4

 清水南中学校は焼却炉から300メートルも離れていません。中学生に汚れた空気を吸わせ続け、健康被害を生じさせているのは沼津市です。私たち住民は、子どもたちの将来を考え、責任ある判断をしなければなりません。子どもが病気になってからでは遅いのです。 覚書を結んだ先人たちと同様、今の外原区も、焼却炉建設には絶対反対です!!

本当のごみゼロは(ゼロウェイスト)は、焼却や埋立てをゼロにすることです。
たとえば人口80万のサンフランシスコ市は、2020年までのごみゼロを宣言、分別義務付け、コンポスト、ペットボトル禁止などの手法で、すでに目標の80%を達成>しています。
http://www.sfenvironment.org/zero-waste

★ポール・コネット博士、ごみゼロ問題講演会
とき:2013年11月24日(日)18:30~20:30

ところ:国分寺Lホール(駅ビル8階)
会費:500円
同博士は化学者として焼却場の危険性を訴え、世界各地でゼロウェイストを成功させています。
今回は上記サンフランシスコ市などの事例を詳しく説明します。
緊急のお知らせを2つ

①本日夜7時より外原区公民館にて、性懲りも無く行政主催による説明会が開かれます。
 これは区の承認を得ずに強引に案内文を全戸配布されたものですが、皆さんぜひ参加して欺瞞に満ちた建設推進の説明に反対してください。
住民側が求める質問に対しては真っ当な回答をしない一方で、建設手続きに必要な説明会ばかり実施実績を積もうとする姿勢に憤りを感じます。添付画像には「環境調査」という文字がありますが、言うまでも無くこれは住民の安全を担保するための環境調査では無い事に注意してください。

②ゴミ問題解決の世界的権威、ポール・コネット博士が11月24日(日)夜6時半から、国分寺で「ごみゼロ」をテーマに講演します。サンフランシスコや、最近、成功が伝えられたイタリアの事例を話すとのこと。場所は国分寺Lホール(駅ビル8階)。資料代500円。
コネット氏はゴミの焼却を行っていない徳島県上勝町の有名な政策に係わった先生です。
上勝町HP http://www.kamikatsu.jp/zerowaste/1nen.html


11月24日追記※①の開催場所は南中学校体育館で行われました

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新焼却場建設問題に関連して、沼津市・清水町・地域住民で意見交換会が開かれます。
問題に関心のある方、ぜひ参加して外原区を応援してください!

場所:外原区公民館
日時:10月26日19:30~
問合せ先:清水町外原区 区長 鈴木080-5127-4866

※外原公民館はカーナビを使うと変な所へ案内されてしまうようです。
 念の為こちらの地図を御参照ください。http://yahoo.jp/5IrC_P
東日本大震災の記憶も真新しい今日この頃ですが、今建っている焼却場には耐震性に問題があることを皆さん御存知でしょうか。そして建物の強度以前のもっと根本的な問題として、そもそも現地は谷奥・山の直下であり、焼却炉のような危険施設を建設するのに不適切な場所であることが分かっています。

 ①狩野川は土石流危険渓流、

 ②外原も中徳倉も急傾斜地崩壊危険箇所に指定されている。
  静岡県統合基盤地理情報システムhttp://www.gis.pref.shizuoka.jp/?mp=9001

  その他、危険地指定に関しては、静岡県のアボイドマップなどを見て下さい。
  http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-350/sabouka/dosyasaigaijouhoumap.html

なお、香貫山周辺はぐるりと危険箇所指定されていますが、東側の一部だけ(三の洞)は等高線が密で、危険性が高いのに指定がなく、焼却炉を建設するとき指定解除したのではないかと思われます。

気象変動のせいで、今は時間雨量50ミリというのも珍しくなくなっており、土石流、山崩れ、津波の遡上の危険性があります。
「あってはならない施設が、あってはならない場所にある」ということです。
(記事より抜粋)
外原区を除く清水町区長会の15区長は署名捺印した「沼津市新焼却場の早期建設についての要望」を栗原市長宛てに提出。外原区の行政不信、健康被害への不安を対岸の火事の如く捉えているが、煙突を高くすることにより、実は、風向きによっては外原区より排煙の影響を受ける地域があるという指摘もされているのだが…。

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