現役校閲ウーマン、櫻本妙子です。
「てにをは」、間違えると
意味がちょっと変わったり、
主語がわからなくなったりします。
ほんの一文字で意味が変わっちゃう、
こちらの間違いに気づくための
良い方法は？
それは素読み校正、
丁寧に読んで気づくこと。
え？ 魔法みたいに簡単に
気づける方法はないんですか？って？
少なくとも私は知りません
（もちろん「あったらいいな」と思います笑）
でも、校閲者は経験を積むと
ちょっとした
魔法を使えるようになります
というとウソになりますが笑
魔法ではなく、勘が働くようになります。
これは校正の大先輩方から
聞いたお話。
「間違いがある箇所には
勘が働いて、
気づけるようになる」
間違いの箇所は光って見えるという方も
いらっしゃいましたね。
新人の頃の私には信じられませんでしたが、
いつの頃からか
気づけるようになりました。
（光っては見えませんが）
やはり経験なんでしょうね。
「前にこういう間違い見つけたから
今回もあるかも………あった！」
という感じです。
自分以外の誰かが読む場合を
想定して、
意味は通っている？
不明な点はないかな？
と気をつけるうちに
その感覚は身に付きます。
地道な作業ですが
「てにをは」の間違いにお悩みの方は
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