才能はそれぞれの見方だから分からない。

能力は計測して推し測れてしまう。


僕は小学校は弱小チームに所属し、そこから全国制覇を目指す中学校に入学した。

早速、フィールドテストというスピード・ジャンプ力等々を計測して自分の能力を視覚的に分かる事を行った。結果は総合値で全学年ビリ。

僕はサッカーの能力は無いという事だ。これは数値で出るため言い訳も出来ないし、紛れもなく事実である。


しかし、負けず嫌いの僕。スピードを切り取って考えた。「よーいスタート!」の50m走では限りなくビリに近かった。

でも、サッカーは違うと気づいた。オフサイドにならなければいつ走っても良いし、どのように走っても良い。ここに視点を向けて中学1年生ながら試行錯誤し続けた。


そして、中学2年の夏。何と背後への抜け出しが評価されてAチームに呼ばれた。サッカーにおいてはスピードが特徴の選手となれた。当然、「よーいスタート!」では相変わらずほぼビリでしたが笑


ここから更に走るタイミングや走るルートなど考えれば出来る事は何でも行った。


そして、新チームになり、中学3年生となってAチームのスタメンで沢山試合をして沢山勝つ事が出来た。県大会の準決勝では背後へ抜け出してゴールも決めて、県大会優勝にも貢献した。


サッカーでは色んな全国レベルの相手に対して通用したスピード。恐らく「よーいスタート!」でこんな遅いのかと誰も思わないでしょう笑


サッカーは考えれば短所を長所に出来ます。

なぜか?短所は嫌と思えばめっちゃ考えると思うからです。長所で天狗になっている人は考えないからいずれ抜かれます。


短所はチャンス。自覚あるなら考えて行動あるのみ!


ここまで読んで頂きありがとうございました。

負けず嫌いの僕だからこそ体験した話しです笑