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絵とかギターとか模型とか。

その後、

 

背中の痛みが激しくなった為、

緩和ケア科にもかかることに。

痛み止め麻薬が貼り薬形式になった。(強力になった)

痛み自体は大分楽に。

 

原因不明と言われていた背中の痛み。

CTを見直し、MRIを新たに撮った結果、

背骨にも2箇所癌が転移していたことが判明。

骨の癌の治療も始まった。

(注射とカルシウム剤)

 

大元の腎癌、肺などの転移は治療開始以降小さくなり、

それなりの経過。長く様子見状態。

 

薬の副作用が酷くなってきた。

味覚がめちゃくちゃになり、

飲み物は水や牛乳をはじめ殆どが苦く、

食べ物は殆どが酸っぱくなった。

それに伴い食欲も皆無に。

茶碗半分のご飯で食べるのが嫌になる感じ。

甘いものは美味しいのでおやつだけが楽しみになった。

チョコレートが主食。

 

咳が出るようになった。

肺が苦しいとかではなく、

喉の奥がイガイガする感じ。

甲状腺異常によるものだそうだ。

 

体重は10キロ程減少。

 

抗がん剤を少し減らされた。

 

抜け毛が始まり、今日坊主にしてきた。

 

 

 

6月くらいまではまだ少々気力があったため、

ガンプラを1つ作った。

 

ベースガンダムを改修。

1/144ガンダム暦40年の集大成的な。

かっこよくなったと思う。

 

 

 

 

実は30年前にバイクの免許を取っていた。

けど、1度も乗った事がないので、

死ぬ前に乗りたいと常々思っていた。

 

正直言って時間がない。

 

そんな中カッコイイバイクを発見した。

サンダー250

めっちゃかっこいい。

新車でこの形。ビンテージハーレーみたい。

日本と中国のカスタムビルダーが手を組んで販売しているらしい。

ヤマハのエンジンを使ってフレームとかを中国で製造している。

日本では20数店で販売。

札幌ででも売ってないかなと調べてみると、

なんと実家から歩いて5分のバイク屋で取り扱ってた。

乗りたい。乗れるなら絶対これがいい。

今は背骨が脆い状態なのでバイクは無理。

骨治療の進捗も先週撮ったCTの結果待ち。

 

こいつを買って乗るとすると、

傷病手当支給の残り1年ちょっとまでに治療の目処が立ち、

貯金をキープしたまま再就職が視野に入っていることが条件となる。

 

可能性は低い・・。

 

1 来年早々に奇跡的に癌が治ってサンダー250に乗れる

2 取り合えず骨癌が治り中古の適当なバイクを買うかも

3 来年後半になっても進捗がなく貯金の切り崩しが始まる

4 悪化する。入院したり、末期治療に移ったりする。

 

この4コースに大体絞られてきた。

3、4なら正直言って生きる気力は無くなってると思う。

 

 

もうすでにじわじわと精神が削られてきている。

自死の選択肢が芽生えてきて、少しずつ少しずつ大きくなる。

 

食べる楽しみが無くなるというのは結構ダメージ大きい。

 

なにもする気が無くなってきている。

 

精神的なことも病院に相談した方がいいかも。

 

 

 

 

 

 

 

IMS ナイトオブゴールド A-T

完成しました。

 

ほぼノーマルですが、

肩部デカールを自作したのと、

刀の持ち手の角度を変えました。

腰部のバスターランチャー基部は、

昔からかっこ悪いと思ってたので廃除しました。

運よくKOG式典用の腰部バランサー(?)

も付属していたので、それを付けました。

 

なかなかいい金色が出たと思います。

 

 

こいつのマスキング作業で面倒になり、

しばらく本格模型から離れる原因になったキットです笑

2年程放置していましたが、

ずっと気になってはいたのでスッキリしました笑

 

今回「自宅療養」という最も模型に適した環境になり、

マスキングは僅か2日程度で終わり、一気に完成に至りました。

 

あと、実家自室にコレクションケースを設置しました。

電飾を仕込むのに思ったより苦労しました。

 

 

自己満足の塊ですね。

 

 

 

病状に関して詳しくはまた別の記事で書きますが、

部屋に引きこもって模型をイジる分には

今のところ支障がない状態です。

 

 

お久しブリーフ。

生きてます。

 

 

その後、

 

 

旭川医大にて検査入院。

 

ここで症状が一気に顕現化した。

癌が進んで内部が壊死していたらしく、

生体を採るのに20回もぶっとい針を刺し、

痛みで1日半ピクリとも動けなくなり、

動けると思った瞬間「ハイ立ってみて」

立てた瞬間「ハイ退院」状態。

 

そこから2週間痛みでよちよち歩きしかできず、

痛みが少し引いてきたというところの2月末、

化学療法開始。

 

1回百万円弱の点滴と、

(癌に対して無効化されていた免疫機能を

癌細胞に向かわせる薬剤)

1日1万円弱の薬。

(癌細胞が新たな血管を作るのを抑える薬

(癌細胞以外にも作用してしまう))

痛みを抑える麻薬一歩手前の薬。

(痛みを抑える薬)

 

治療開始1週間程はなんの副作用もなく、

副作用に悩まされると聞いていたのに

なんてことないなと思っていたところ、

2週間を手前にして徐々に背中・腰が痛くなってきて、

その後首や頭痛も加わり、最終的には、

足の裏から手指の先まで隅々激痛。

 

2回目の治療時(4週間後)

そこまで全身が痛くなる(特に背中が激痛)のは稀なそうで、

背中等に転移が疑われた為再度CTを撮る。

その結果、腎臓以外の転移した癌は半分位の大きさになっており、

新たに転移どころか確実に化学療法が効いていることが判明。

 

取り合えず化学療法はそのまま続行。

痛みを抑える薬がついに医療麻薬に強化された。

それでも痛みが取れなければ生活できないので、

緩和治療科にも罹ることになるかも。と言われた。

 

今のところは薬が適度に効いている感じで、

一日寝てなければならない生活はなんとか脱した。

 

<いまここ>

 

その間頭を悩ましに悩ましたのが、

会社を辞めたことによる、

国保・国民年金の手続き。

自宅療養になったことによる、

傷病手当・雇用保険の手続き。

高額医療になったことによる、

医療費限度額申請、

すでに払ってしまった分の請求。

 

会社を辞めたタイミングと、

高額医療が始まったタイミングが悪く、

手続きが前後し、

今のところ通常の3割負担分、

60万円強の医療費が実費状態にある。

今できる手続きは済んだのだが、

未だ一銭も戻ってきておらず少し不安が残る。

2~3ヶ月後には徐々に限度額オーバー分は

戻ってくるはず。はずである。

 

残る手続きは国民年金、雇用保険関係。

無職状態にあるためそれぞれその為の手続き。

3月に入ってからの限度額オーバー分請求。

 

今までそんな手続き関係のことには無知の無知だったが、

オレの場合の事例限定で言えば司法書士並みの知恵がついた。

全身激痛の中である。がんばったオレ。生きてる。

 

 

 

こんな激動の毎日なので、

1日1日が小学生並みに長い。

1ヶ月は夏休み待ちの1ヶ月並に無限にやってこない。

実際待っても待っても医療費が全然返ってこない。

あんなに手続き手続きしたのに笑

 

 

 

ほぼ毎日、夢を見るようになった。

ここ数年夢なんて殆ど見なくなってたのに、

ほぼ毎日見る。

 

一番多く見る夢が、

歴代の彼女を足して○で割ったような女性と出会い、

お互い瞬間的に恋に落ちる。

でもすれ違う。

会いに行ったら会えない。

でも家に帰るとなぜか相手が来ていて喜び合う。

 

あの子はただのノスタルジィではなく、

前世で出会って、

今世で出会えなかった、

来世で出会うはずの運命の人。

 

そんな気がした。

 

 

死後の世界も輪廻転生も運命も信じてないのに、

なんとなくそんな気がした。

 

 

まだ大丈夫。