めざすは富士山~宝永山で予行演習
富士登山シーズンも始まりまして、来月に迫った山頂への挑戦前の最後は、なんといきなり富士山五合目からスタート。富士山登山の3回目の事前練習は、山頂ではなく、六合目から分岐する宝永山(2693m)を目指すことにしました。少し時間を遡り、朝9時前に裾野市の「水ヶ塚公園駐車場」まで車で移動。この時期はマイカー規制のため、ここからはシャトルバスで富士宮口の五合目へ向かう。40分ほどで、富士宮口(表口)の五合目へ到着。標高は2380m。ここでいきなり登山ではなく、まずは着替えや準備をしつつ高地に体を慣らすようにする。この日は朝から濃い霧が出ていて、見通しが悪いようだ。ここからは本番同様、入場料(4,000円)を払って登山口に入るが、事前に登録チケット購入しておいたので、記念の缶バッヂをもらう。スタートから六合目までは山頂へゆくコースと同じルートを進み、六合目からは、この立て札で左折すると山頂へ向かうが、今回は直進して、宝永山方面へ。比較的平坦な道(もちろん岩場はありますが)を進む。オンタデなどの高山植物が見られる、宝永山火口縁を歩く。江戸時代の噴火によりできた火口に沿って進んでいくと、宝永山の火口底へ到着。椅子やベンチもあり、休憩できる場所になっていた。この先は、緩やかに見える登り坂を進むのだが・・・これがこのコース一番の難所で、小さい火山礫がゴロゴロしており、踏みしめても火山礫に足を取られ、思うように進まない。どれだけ登ったか確認しようとしても、濃い霧に阻まれ、先ほどの火口底が見えなくなっていた。距離感がわからなくなった。本当に何やってるんだろうな、もう二度とこんな思いはしたくないという気持ちがふと頭をよぎり、あそこの岩場で歩いて休もう、いや、次の岩場まで・・・ということを幾度か繰り返し、45分かかるところを1時間以上かけてゆっくりゆっくり(でも気持ちは焦ってる)重い足を何とか持ち上げ、ようやく頂上手前の「馬の背」というところまで到着。ここは御殿場口方面からのルートとも合流し、周りは何もないけど、同じく登ってきた人や御殿場ルートから来た人たちと大変だったね、と会話したり、記念写真をとったりもできた。ここから馬の背に沿って歩き、濃い霧の奥にある山頂へ到着。変わったデザインの山頂のモニュメントと思っていたが、先に来ていた女性2人が、「壊れているみたいね」。よく見ると周囲は立ち入り禁止になっているし、ベンチであろう周囲の部分も歪んでいる。地面が脆いせいでもあるのか?詳しくは分からない。何はともあれ、到着したので、天候が急変する前に下山。あれほど苦しんで登って来た道を戻るが、登りは1時間以上掛かっていたところ、下りは30分もかからず、火口底まで戻ってきて、ようやく昼食。この日はコンビニで買ったおにぎりと、カップラーメン。熱湯を魔法瓶に入れて持ってきたので、食べられるか試したかった。結果なんとか食べれたので、本番でも試してみようかな。昼食後はまた六合目へ戻る。火口底から登ると午前中は霧で見えなかった宝永山山頂が、はっきり見えるようになった。こんな所を歩いて登って来たんだなとしみじみ思う。六合目まで戻ってきたところで、雨が降ってきた。また急いで(あわてず)五合目まで下る。下山中も登ってくるツアー客や登山者と挨拶を交わす。この時間帯になると、宿泊前提の人たちが登ってくるようだ。そして、無事に、五合目まで下りてくることができた。これで予定した事前の訓練はすべて完了。とはいえ、本番を直前に控えても、まだまだ課題が多いことに気づかされた。山頂へはおそらくこの倍の距離、標高も1000m以上登り続けるわけだから、急な天候変化と、高山病だけはくれぐれも気を付けたい。天気が穏やか(!?)であれば申し分ないのだが、こればかりは運任せなところかもしれない・・・かも。