今日は不動産についてのお話です。

その中でも、「人生で一番大きな買い物」とも言われたりするマイホームについて考えていきたいと思います。

 

目次

・上念司パイセンのマイホーム

・マイホームは負債

・持ち家か賃貸か

 

・上念パイセンのマイホーム

 

夢のマイホーム。人生で一番大きな買い物なんていうくらいですから、「お金」がかかりますよね。

 

では、その「お金」の使い方は、はたして本当に良い使い方なのでしょうか?

 

というのも実は、面白いタイトルの本を見つけてしまったんですね私。

 

そのタイトルがこちら

『家なんて200%買ってはいけない!』

 

これは読まない訳にはいかない!と思い手にとってみました。笑

 

この本の著者は経済評論家の上念司さんという方で、実は私、結構好きな方なんです。

 

この本の話によると、上念パイセンは、20代後半にある程度の収入があったということで、思い切って家を買ってみたんですって。

 

それも、こだわりの注文住宅で。

この頃の上念パイセンは、タイトルのような「家なんて買ってはいけない」などとは思ってもいなく、世間一般の人と同じように、家を買うことが普通だと思っていたみたいです。

 

しかし、事情が変わって引越しをしなくてはいけなくなった時、その家の価格が、買った時よりも1,200万円も下がっていたんですって。それもたった3年で。

 

それから、悔しい思いをした上念パイセンはさらに不動産について勉強をして、「家なんて買うもんじゃない」と考えるようになったみたいですね。

 

 

さらに、上念パイセン。ある本を読んで、ある信仰に目覚めたみたいなんです。

それがロバート・キヨサキの『金持ち父さん、貧乏父さん』

 

この本の中で、パイセン・キヨサキが話していることが

「金持ちはお金を出して資産を買う、貧乏人はお金を出して負債を買う」ということ。

 

それが、この夢のマイホームと繋がってくると上念パイセンは言っているんですね!

 

・マイホームは負債

 

結論から言いますと「マイホーム」は「負債だ」という話です。

 

ではなぜ「マイホーム」が負債であるかと思うかをお話ししていきます。

上念パイセンの家を買ってはいけない話が気になる!という方は本文の最後に著書とyoutubeのURLを載せておきますので、是非参考にしてみてください。

 

マイホームはなぜ負債なのか。

 

よくマイホームは、資産として残せる!という方がいます。

はたして本当でしょうか?

 

確かに、ローンを払い終わってしまえば、それ以後、家賃はかかりません。

それから息子や孫が住む家を残してあげられかもしれません。

もし困った時には売却できるし。。。。

 

ただ、知っていますでしょうか。

不動産は買った瞬間に価値が下がります。さらに新築建物の価値は、おおよそ20年でゼロになってしまうことを。

つまり、売却してお金を残そうとしても、建物の価格はゼロで、土地の価格でしか売れないんです。

仮に土地建物が2,500万円づつの計5,000万円の物件であれば、20年後には土地代のみの2,500万円にしかならないということ(まあ、それより高くても買いたい人がいる場合は別ですけど。。)

 

さらに、ローンを払い終わった頃には、その家の築年数も年を重ね、修繕をしないといけない可能性も十分ありえます。

加えて毎年、固定資産税はかかりますし。

 

さらには今の社会構造がマイホームの価値を落とすことに拍車をかけています。

 

それは「人口減少」です。

不動産の価格も需要と供給が関係しますから人口が減れば、買いたいという人も減ります。それゆえ高くは売れないでしょう。

さらに、野村総合研究所によると2040年には空き家率が40%になるだろうという予測も出ています。

空き家率が高ければ、人に売りたい・貸したいという供給も増え、価格競争となり、さらに高くは売れないでしょう。

 

はたして、この状況でマイホームは資産であると言えるのでしょうか?

 

・賃貸か持ち家か

 

さて、よく話題になる話が賃貸か持ち家か。という話。

詳しい話は、上念パイセンの本の中でもお話しがありますので、そちらにお任せしましょう。

 

ここではシンプルに賃貸と持ち家を比べます。

 

・賃貸:ライフスタイルに合わせて自由自在に引っ越しができます。

 

・持ち家:買った瞬間に価値が下がります。引っ越す場合、売却してもローン残債よりも高く売れず、ローンが支払いきれなくて借金になることも。

 

ここでも持ち家は、売却してもローンが残ってしまうリスクがあるので資産というより負債だということが分かるでしょう。

 

さて、皆さんは、この人生の大きな買い物に魅力を感じましたでしょうか?

さらに詳しい話は、上念パイセンの下記の本がとても参考になるので気になる方は読んでみてください!

 

kindleのアンリミに入っている人は、読み放題対象ですよ!

 

それでは、今日はこれで。

 

・上念パイセンの著書とyoutube

 

⬇︎youtubeリンク

「私は、絶対に買いません!!」

 

⬇︎『家なんて200%買ってはいけない!』

 

本日のテーマはこの時期になると行われる「年末調整」
私も会計事務所の仕事の業務で関わってくるテーマなんです。

皆さんは年末調整は既に知っている人も多いかと思いますが、改めて内容を確認するなどして、知識の定着をしていただけたらと思います。
どうか私のアウトプットにお付き合いください。

では、年末調整とはどういうものなのでしょうか?

 年末調整はサラリーマンに限定した所得税の精算手続きで、「年末」最後の給与で税金の「調整」をするのでこの名で呼ばれています。本来であれば国民1人1人が税務署に行って確定申告を行ない、正しい年税額を計算して納税すべきですが、我が国では給与所得者に限り、その精算手続きを源泉徴収義務者である企業に委託することを法制化しています。
 
『会計事務所その仕事がわかる本』より

また国税庁ホームページによると、
会社など給与の支払者は、役員又は使用人に対して給与を支払う際に所得税及び復興特別所得税の源泉徴収を行っています。
しかし、その年1年間に給与から源泉徴収をした所得税及び復興特別所得税の合計額は、必ずしもその人が1年間に納めるべき税額とはなりません。

このため、1年間に源泉徴収をした所得税及び復興特別所得税の合計額と1年間に納めるべき所得税及び復興特別所得税額を一致させる必要があります。
この手続を年末調整といいます。

と記載されています。

国税庁ホームページ

要は、サラリーマンが支払うべき税金を会社が毎月の給料から天引きしておくんですけど、その天引きしてきた額がそのサラリーマンが本来支払うべき額と差が出ることがあるんです。それを年末に調整するんですよって話。

だから12月の給料は、もし払い過ぎてたなら、その分が返ってくるし、少ないようならさらに天引きされるんですね。

なんとなく分かりましたか?
本と国税庁のホームページ、さらに私のまとめと、「年末調整」について、文章は違えど同じことが3回書いてあるので、年末調整について全く知らなかった人でも多少は理解できたのではないでしょうか。笑

このようなしくみを背景として、自社でその計算処理ができない企業は会計事務所に業務委託をしてきます。

会計事務所は1社に社員が100人いれば100人分の年末調整計算をしなければいけないんです。汗

おそらく私も12月は年末調整計算に追われる日々となることでしょう。


しかしながら、この「年末調整」にも問題点があるかと思います。それは、

自分の払っている税金を気にしなくなってしまう
ということです。

自営業の人は自分が納める税金を知ってます。だって自分で計算して税金を納めますから。なんなら支払う税金を調整することだって出来ます。だからみんな気にするはずですよね。

それに比べてサラリーマンは会社が代わりに計算して払ってくれてるんで楽です。ただその分、自分が納めてる税金の額を知らない人、そもそも気にしない人が多いのではないでしょうか。サラリーマンは会社になされるままで調整もできないですからね!汗

まあこの制度上では仕方のないことなのかもしれません。

が…

だからといってねえ。
やっぱりいくら払っているのかくらいかは気にするべきです。お金っていうのは、何で稼いでるかよりも、何に使っているかの方が大事だと思うんですよね。その一つが税金でもあるし…

それに別に額を会社が教えてくれないわけじゃないんですよ。
ちゃんと源泉徴収票という、税額が記載されている用紙をもらっているはずですから見てみてください。 

せっかくですのでその「源泉徴収票」の読み方を教えてくれるサイトを今回は貼っておきます!

「源泉徴収票とは?その見方をチェック」

今年は自分がいくら税金を払っているのか、ぜひチェックしてみてください。

資本主義社会において、誰もが必要とする「お金」。

そんな「お金」について、あなたは勉強をしていますか?

 

たいていの人が学校で、英語、国語、数学、理科、社会といった勉強をしてこられたと思います。

 

そして、「たくさん勉強をして、良い大学に入って、良い会社に勤めなさい。」と学生の頃に親に言われた人もいるでしょう。

 

しかし、なぜ親は良い大学に入って、良い会社に勤めて欲しいのか。

 

それは、息子・娘であるあなた達に

「お金に困ってほしくない」からではないでしょうか。

 

良い会社に勤めれば、安定をした給料がもらえますもんね。

きっと「お金」には困ることは少ないでしょう。

 

でも少しだけおかしくありません?

 

だって「お金」に困ってほしくないんですよね?

 

だったら

「お金」について勉強すること。

が一番「お金」に困らなくなる近道だと私は思うんです。

 

だって「お金」について勉強すれば

稼ぎ方だって、増やし方だって、守り方だって

わかるようになるんですよ?

 

もちろん、学校で教わる勉強も大切だとは思うので、しなくてOKとは言いません。

しかし、それにプラスαとして「お金」について勉強するのは

 

人生というマラソン

を走りぬくためには絶対に必要なことだと思うんですよ。

 

なのでそんな「お金」というものを

このブログを通して発信していこうと思っています。

 

つまり、私が「お金」について勉強したことのアウトプットの場所にしたいんですね。

ただ、それが少しでもみなさんのお役に立てればと。

 

ぜひ私と一緒に「お金」について勉強していきましょう。