気がつくと僕は見知らぬ部屋に居た、少しだけ洋風な部屋だった。
部屋を見渡すと知らない顔の子供が三人ほど居た。
その誰もが暗い表情で静かに佇んでいた
そして、一人だけ大人の女性が居て、これもまた洋館に居そうなドレス姿の女だった。
そして、唐突に、愉しげにこう告げた
『さぁ、全員揃ったところでかくれんぼを始めましょう。』
その言葉を聞いた瞬間、子供達は一斉に悲鳴をあげて逃げ出した。
突然の出来事に僕は何が起きたのかわからなかった。
呆然としているうちに数を数え終わった女は辺りを見渡していた。
すると、三人の子供の内の一人が泣きながら隠れる場所を見つけられずにいた。
『あらあら、かくれんぼなのに隠れられなかったのね?残念だわ、もう一人目を見つけてしまった。』
そう言って、女は手に持っていた「銃」でなんの躊躇いも無く子供の頭を撃ち抜いた。
ゴトッ
嫌な音をたてて子供だった物が崩れ落ちる
・・・っ!?
僕は思わず悲鳴にならない悲鳴を上げていた
見つかると殺されると知った僕は咄嗟に近くにあったクローゼットに隠れた
しかし、それに気付いたのか、女はこちらにゆっくりと近づいてきた。
『そこにいるのはだぁれ?』
愉しそうに女はクローゼットに近づく
僕もさっきの子供のように呆気なく殺されるのだろうか?そもそも、なぜ、こんな所に居たのか、全く記憶が無い。このまま訳もわからないまま殺されるんだと覚悟した、その時だった
そこで、僕は気がついた。クローゼットの中には、子供達の一人の女の子が隠れていた。
そして、女が見つけたのはその女の子だった。
つづく
