えええええー!と3人が驚き立ち上がる。
後ろで立つ相葉ちゃんと目が合った。
片手を口に当ててニヤニヤしてる。
「待って、ごめん状況が把握出来ない。」
「何で何もしてない相葉さんなわけ?」
「……どーいうこと?相葉くん。」
松潤の一声に、二人も振り返る。
「何がぁ?」
「どーせ相葉くんがそそのかしたんでしょ?特定の恋人なんて作る気ないくせに、何のつもり?」
「ふふ、じゃぁ電話の内容、ネタばらししよっか?」
相葉ちゃんは人懐っこくにっこり笑った。
*
『リーダー?ごめんね、今大丈夫?』
「だ、だいじょ……うぁっ!」
『ほんとに大丈夫?』
「う、うん、だいじょぶだかっ…ら、何?」
『あのね、明後日の取材でねぇ、粘土の作品持ってきて欲しいの。…ていう電話をするフリをしてるんだけどね?』
「…?」
『今2人…もしかしたら松潤もいて、3人に襲 われてる?』
「…!」
『やっぱり。しかも結構楽しんじゃってるでしょ?(笑)俺ね、皆で幸せになれる方法考えたの。俺と付き合うっていえばいいんだよ。そしたらね、俺は独占欲とかないから、こうやって皆でエ ッチ 出来るよ!誰か一人じゃ満足出来ないだろうなって思ったら、そう言うんだよ?』
「……りょ、かいっ……」
『大丈夫?出来る?』
「うん、大丈夫だよ…はぁっ…」
『きつそうだね。無理だと思ったらちゃんと言うんだよ?』
「あ、りが、とぉ……あ…っ、」
『ふふ、リーダー可愛い。俺も興 奮しちゃうなぁ。じゃぁ、もし一人に決められなかったら、俺の名前、ちゃんと言ってね?』
「…わかっ…そ、するっ……じゃぁねっ!」
*
「…というわけでした!」
相葉ちゃんがパンと両手を叩く。
「はぁぁぁぁ??」
「お前何ちゃっかり仕込んでんだよ!」
「…でも待って、つまり…リーダーは俺ら皆でヤ リたいってこと?」
うっ。
3人がバッと俺を見る。
「だ…だって…そんなん、皆それぞれイイのに…決めらんねぇし…その…見られたり、すんのも、何か…ぞくぞくして………」
うぅぅ、俺何言ってんだ。
下を向いて赤く染まった顔を隠す。
「相葉ちゃんの言う通り皆がシ てくれるかはわかんねぇけど、、、どっちにしろ今の俺に一人を決めるのは無理だから、相葉ちゃんって言おうと決めてたんだ。」
「……智くん…」
「…そーゆーことですか…」
「俺は全然いいんだけど、何か…釈然としないなぁ。相葉くんにしてやられた感じだわ。」
「…俺は…智くんと恋人になりたかったんだけど…」
「私も…あなたが好きだから…」
翔ちゃんもニノも呆れた…かな。
普通ならこんなこと…しないよね。
……ん?
何で俺今しおらしくなってんだ?
違くね?
そもそもお前らが勝手に俺のこと縛 り上 げて無理矢理 ヤッ たんじゃねぇか。
俺の意見ガン無視してよぉ。
手 錠とか意味わかんねぇことしてよぉ。
……考えてたらムカムカしてきた。
「…つーか命令だ!犯罪まがいのことしやがって!お前らが俺を変えたんだ!責任持って俺の言うこと聞いて満足させろっ!!」
ビシィ!と人差し指をさしてやった。
「「「……ハイ。」」」
「あはは~!さっすがリーダー!次は俺も混ぜてねぇ♪恋人なんだから♪」
「わかった!相葉ちゃん、これからよろしく!」
「よろしくねぇ♪」
チーターとライオンとハイエナは
鳥籠から出たオウムには一生届かず、敵わない。
その鳥籠を開け、オウムを手に入れたのは
どこからともなくひょいとやって来て
高々とオウムと共に空へ飛び上がった
大きな翼の鷹。
でしたとさ。
〔おまけ〕
「あ、やっ、あい、ばちゃっ…!」
「きもちいい?ねぇリーダー?どぉ?」
「もぉっ…イ くっ、もっ……!」
「じゃやめとこー!」
「えっ……」
「これ、ハ メててね?」
「いっっ……つぅ…!」
「これで自由にはイ ケ ないでしょ?はい皆、リーダーのこといじめてあげて~」
「こ、この状況で?」
「痛そうだけど…リーダー大丈夫なの?」
「出たよ雅紀のド S……」
「大丈夫だよぉ。寸 止めのが最後めっちゃ気持ち いいから♪ほら!」
「あっ…うぅんっ……!」
「え、エ ロい……」
「つーかこれ何回目だよ?」
「雅紀は超ド級の絶 倫 だからね。」
「うっ…やぁ…!相葉ちゃ…離して…(泣)」
「俺泣き顔大好物♡そそるー♡」
…ダメだ。
失敗したーーーーーーーっ!!!・゚・(。>д<。)・゚・
END
gogoさんに捧げます♪
リクエストありがとうございましたー!
終始エ ロモードきつかったけど、
自分との戦いに一応勝てたような気がします(笑)
メッセージで「ハイエナと鷹が居そう」と
おっしゃってた方がいて、思考読まれてました(笑)
一応こんな感じで終わります!
ありがとーございました!