メノウと水晶は同じ成分です

瑪瑙の縞模様は生成時に休止期があったことを物語っています。さまざまな色合いは二酸化ケイ素以外の鉱物成分が取り込まれていることを示しています。
メノウはミクロの結晶の集合体なのでミクロの間隙があり、水晶とは違って薬液の侵食を受けやすい構造となっています。



自然界にあるものは同一種であっても全く同じものはひとつとしてないのです。メノウをよくみるとメノウの一部が水晶化している場合があります。水晶微粒子の密度が均一ではないため模様を描くとき同じ技法同じ濃度で描いてもある箇所では太くなりまた別のところでは薄れていたりするのはそのためです。



なるほど自然界の成せる不思議。
時としてクレームになってしまうのではないかと思われたものが実は正真正銘自然のものであることを物語っています。正に自分のためのオンリーワンですね。