今月の28日に、後藤氏のニューアルバム


 「significant other(シグニフィカント アザー)」 が発売されます。


 「つちのこネット」 や タワレコ で購入できるそうです。



 今回はすべて4弦ベースで演奏されたようで、

 spectorを中心に...CREWS、RUSH、spectorの3本のフレットレスを使用されたとのこと。


 早く聴きたいですね、待ち遠しいです。

 

 

 

 

今年も元気に過ごして行きたいと思います。



製作した楽器が、ある程度の期間を経てメンテナンスが必要になるのは通常のことですが

そういった要望を受けることがほとんどありません。


皆さんマニアックな方々で、ご自分でされているのでしょうか?


そこで


楽器をお渡しする時にはお伝えしていますが、あらためて連絡します。


オーナーのみなさん、


いつでもかまいませんのでメンテナンスにお持ち下さい。

「摺り合わせ・フレットリシェイプ」程度まではフォローいたします。


是非、ご連絡頂きたいと思います。



それでは、今年もよろしくお願いいたします。




最近、慌ただしい日々をすごしています。


気がつけばもう9月の半ば・・・。


でも充実した日々を送れる事は本当にありがたいことです。


とびきりの材料を使って入念な作業をしたあとは、疲労感すら心地良いです。



少し前のこと、後藤さんがスペクターのメンテナンスにお見えになりました。


早速、作業をして問題解決!


それにしても、スペクターは見た目も音も貫禄があります。


弾き込まれた楽器だけが持つ「抜けが良いのに柔らかい音色」と言う感じでしょうか。


さらに後藤さん曰く、「とにかく弾き易い!」とのこと。


やはり最高の相方なのでしょうね。



ルシアーズ・トーク

先日、後藤さんがスペクターベースを携えていらっしゃいました。

シグネチャーモデル・プロトタイプと長年の愛器(83年製)の2本です。



リクエストは「弾き心地をできるだけ近づけたい」ということでした。

早速、83年製の各部の寸法をチェックして、プロトタイプと比較しました。



83年製は以前から、『是非一度弾いてみたいベース!№1』ということもあり

了解を頂き少しだけ試奏しました。  感無量です・・・。



シグネチャー・プロトと83との微妙な違いを説明して、一部に手を入れました。


「こっちの方が良いね、弾き易い!」 実験的な方法でしたが、後藤さんも納得して頂きました。


何度も入念にチェックされる姿を見て、

やがて出来上がる本当のシグネチャーモデルを購入できる方は幸せだなーと思いました。



僕にも非常に勉強になるひと時でした、お手伝いできて良かった!

後藤さんのブログにご紹介頂きましたが

先日は、スペクター シグネチャーモデルの調整も行いました。



以前、シグネチャーモデルの製作が始まることをお聞きしてから

どんな感じに仕上がるのか楽しみにしていました。


PUが J setということもあり、少し前に調整でお持ち頂いた同じスペクターの

スルーネックのPJと比べると少しスッキリした感じの音色でしょうか。


ブリッジには「ずれ止め」程度の弦溝がありましたが、さらに調整。


こんな時、作業をしながら楽器についてのお話がとてもためになります。



作業の間に、僕が最後に買ったベースをお試し頂きました。


後で気付きましたが、このベースの回路も83年NSも同じ人が設計・製作していました。


回路に使われている電子部品一つとってもサイズが大きく時代を感じさせます。

良く吟味されたものを使って組まれているのでしょう。

音色はとても柔らかな感じです。


後藤さんの試奏を間近で拝見できるのは役得です!