逆光は勝利 | 光芒工房

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「こうぼうこうぼう」と言います。
カメラに関する色々なこと

逆光



某漫画の有名台詞

齢がバレますね (笑)
漫画通りにやると
「高コントラスト」写真の代表みたいになります。

先日こんな事が
某所で少々撮影法のお試し会のお話の機会があったのです。
「あえて真逆光で撮ってみる」というシュチュエーション
カメラボディや測距点の取り方によって変わる露出条件も
F値 シャッター速度 感度 レンズ焦点距離もアナウンスし
条件を揃えたつもり... だったのですが
1名様どうしても全体的に明るすぎでなんかボヤボヤしてる。

ん~実効感度違うのかな~
「少し感度下げてみませんか?」
(もちろんシャッター速度 絞りも補正)
けれどボヤボヤしてる傾向は変わらず...。
もしや…
「レンズ変えてみませんか?」

別レンズに付け変えたら
あ~ら不思議 すっきりとした描写になり 
決して露出設定間違いでは無かったことが解りました。
犯人は
「ハレーション」「内部ゴースト」 でした。

某メーカーの
キットズームレンズの1本
内面反射が全くないレンズなんて存在しませんが
ちょっと手抜きしてない?と疑ってしまうようなレベル
経験を積んだカメラマンなら上手く写らない原因はレンズだと
判断がつきますが、駆け出しの方 他に交換レンズが無い場合
その判断は出来たかどうだか?

何時もアドバイスするのですが

一番使うであろう標準ズームこそ吟味してねって事
最初から付いてくると「買い直し」って中々やらないんです
「買い増し」はするんですけど。