すこしずつ
じんわりじんわり
楽しい
わくわく
むずむず
するような
そんな感覚が
自分に戻ってきた
そんな気がする
ながらく
わたしは
それを置き忘れてきました
自分に罰を与えるように
感じないように
なので
そういう心持ちになることを
ながらく
がまんしているうちに
それがどんな感じか
それがどんな味か
わからなくなりました
まるで
してはいけないこととして
みないように
かんじないように
自分にしてきました
誰かがしてくれたわけでもなく
強引にそうしたわけでもなく
なんとなく
そこはかとなく
それは
すこしずつ
わたしのなかに
戻ってきたようです
今 焦ると
その感覚が
消えてしまいそうなので
ろうそくの灯を
消さないように
大切に
じんわり
ゆっくり
大事に
大切に
扱っていこうと思います。