ずっと、頭の片隅にありながら避けていた人工内耳の手術を、6歳・年長の夏に受けました。
手術が決まり、いろんな術前検査を受け、どこの人工内耳にするかなどを考えてたら、手術が近づくことにドキドキ、そわそわはしていましたが、一歩前に進めている感じもありました。
そして、入院。
入院当日は、翌日の手術に向けての簡単なチェックのみで穏やかなスケジュールでした。
内心は穏やかではなかったですが😅
娘には手術のことを内緒にしていたので、よくわからないまま、この日までに買い与えていた『DS』や『DVD』、本で楽しんでました。
そして、手術当日。
病室で待機だったので、娘が帰ってきたら気持ちが晴れるように、折り紙で周りを飾り付けして、私の気持ちを不安からエスケープ。
午前の早い時間に始まり、2時間ぐらい経ったころに、『終わりましたから、手術室まで来てください』と呼び出しがありました。
迎えにいったら、もう目が開いていて不機嫌だけど、泣いてないっ‼
けど、耳の周りには分厚く包帯がされて、痛々しい‼
よくがんばった~❗
という気持ちが湧いて、私が泣いてしまいました。
しかし、先入観のない子どもって、スゴイ⤴⤴
病室に戻ったと思ったら、すぐにDSを始めました…😅
えっ👀⁉頭に悪影響では…😅
興奮しそうだし…😅😅
と不安になり、術後すぐに来てくれた担当の看護師さんと、しばらくしてから来てくれた担当の先生に確認しましたが、
『痛みがゲームで紛れるなら、全然構いません』
とのこと。
あっそうなんだ😓
このあと、点滴💉の管が邪魔での不機嫌はありましたが、心配していた術後の本人はアッケラカンとしたものでした。
そして、私が飾り付けした折り紙を見て、なぜかフキゲン‼
どうも、自分が大変なときに折り紙で遊んでいたと思ったらしい…。あちゃ〰❗
肝心の人工内耳の手術ですが、医師から、
『インプラントは上手くうめこんで、もし再生医療が当たり前になる時代がきても対応が出来る範囲にとどめておくことができましたよ』
と。
何から何まで、患者目線で考えてくれる先生に感謝です❗
再生医療。いつか良い時代が来てほしい❗❗
しばらくしてから、手術をしていない左耳に補聴器をつけて、普段通り会話もできました。
やっぱり、スケールアウトの右耳にして良かったと思いました。娘はまったく聴こえに違和感を訴えなかったので。
そして、退院は、入院から5日目の朝。
正直、あっという間のできごとであり、だけど、人工内耳に悩んでからは長かった、私たち家族にとって大きなできごとでした。
音入れは、10日ほど後に予約をして家に帰りました🎵