それでも僕は生きてます。 -3ページ目

無題。



普通ってすごいね。


僕も普通になりたかった。


普通に仕事をして


普通に恋愛して


普通に充実する。


ああ、そうだね。


僕は劣っているんだものね。


僕が出来る事は半人前の仕事を


死に物狂いでこなすだけ。


それだけで精一杯。


あとは文句を言われない様に


声を潜めて隅っこでうずくまるだけ。


ただ、此処に居させて貰えるのを


感謝するだけ。


わかってるんだ。僕に価値なんて無いことを。


かろうじて存在を赦されていることを。


かみさま、僕は何の為に生まれたのですか?


僕に生きる理由をください。