昔からなぜか直属の上司だけには恵まれてきた。

どの人も超がつくいい人ばかりだった。


訓練明けに、教官や知らない先輩にこっそり「一番いいグループに当たったね」と言われたことも何度もある。


CAデビューの時のフライトインストラクター

Fさん、Oさん。


グループ替えでも毎年優しいチーフのグループに当たった。


Aさん(上海)、Wさん(同郷)、Sさん、Nさん、Lさん(台湾)


でも最後のチーフNさんには、少しだけ後悔?の様な思い出があります。


あの日、私はモスクワ便のビジネスのギャレー担当で、Nチーフと私とMさんとシニア1名の4人でサービスしていた。

みんな顔見知りの慣れたメンバーだった。



1st ミールが慌ただしく終了し、2ndミールの準備に忙しい中、ビジネスクラス唯一の電子レンジの電源が全く入らなくなってしまった。787は故障が多いのでまたか、、と言った感じ。



幸い1st ミールが終わった直後だったので、サービスには大きな影響はなかったが、必要に応じてエコノミーの電子レンジを使うことになった。


お客様からパスタやカツサンドのリクエストがあれば、エコノミーの電子レンジまで行ってチンしてまた戻ってこなきゃいけなくなるし、なかなか面倒なことになった。(オーブンは使えるけど、急ぎで必要なものは電子レンジを使ってた)


私がギャレーなので、私の使い方が悪かったのかもしれないとチーフに謝ると、チーフは


「この機材(787)よく壊れるし、○○ちゃんのせいじゃないわよ。それより休憩入ってね^_^」


と言われ、


再度、他のメンバーやエコノミーのメンバーにも一言謝って、バンク(休憩スペース)にやっと入った。



休憩しようと思ってたけれど、


あ!せめてログブック(修理依頼のノート)の記入をしておこうと、早足でビジネスクラスに戻った。NチーフとMさんがギャレーにいた。


カーテン越しに私は聞いてしまった。


Nチーフ「電子レンジ壊したの○○ちゃん(私)だと思うの。だって電子レンジが止まる前に何度もカチャカチャ扉開けてたでしょ〜?それでショートしちゃったのよ!きっと。」



ショックで、その後はよく覚えてないけれど、たぶんいつも通り仕事を終えた。


Nさんは普段よく私を褒めてくれる人だし、部長表彰を頂いた時もNさんから授与してもらっていたので、私を信頼し認めてくれていると思っていた。


軽い一言だったのだろうし、その時は私も、そうだよな。私のせいだよね。と思った。



モスクワフライトが終わって数日、Nチーフとのフライトもいくつかこなし、何事も無かった様に過ごしていた。


けれど、じわじわと後からむなしさの様な気持ちが襲ってきた。



そこから数週間、


もともとおかしかった体調が更におかしくなって

機内で2度過呼吸(国内線と北京線)を起こして、ブッ倒れて、休職した。


この過呼吸のフライト(Nチーフとではないフライト)の時にも色々あって、わたしはもう本当に限界に達した。


本当に疲れていた。


そのあとしばらくして退職を決めたのだけど、NチーフとあのMさんから、一度顔が見たいからと、休日にランチをすることになった。





長くなったので、つづく。

うまく文章にできないかもなので、つづかないかもしれない。