ロシアがウクライナへの侵攻をする映像に、全世界が驚愕している。まさか、が本当になった事実に、人々の頭が追いつかない。
同じスラブ民族なのに殺し合う愚かさ、それは果たして必要なことなのか。ウクライナ国民もロシア国民も、おそらく望んでいない状況だろう。人間は、つくづく馬鹿な存在だと感じる。長らく平和を享受してきた人類の繁栄は、こうしてたった一人の指導者によって、もろくも打ち壊されてしまう。
こんな大統領を戴き、暴走を止められなかったロシア国民は、今後長い苦難に遭うことになる。馬鹿大統領を産んだのはロシアだ。帰結の責任は結局国民が担うことになる。(日本も100年ほど前に歩んだ道。我々日本人は、自覚しているだろうか、疑問だが。)
ロシアと欧米の分断は決定的なようだ。ドイツはロシアからの天然ガスのパイプライン事業を無期限停止にした。EUは国際銀行決済SWIFTからの排除も決定した。欧米は、経済的にロシアと決別する道を選んだようだ。民主主義諸国にとっては、お金の問題では済まされないほど、ロシアのウクライナ侵攻が受け入れ難いというとこだろう。ドイツはじめヨーロッパの国々も、これから苦しむことになる。
ロシアを侵攻に駆り立てた後ろ盾は、中国の存在だ。行き先を失ったロシアの資源は、中国に流れていく。何と言っても、指導者同士が仲がいい。国民は、指導者次第で友達付き合いを押しつけられる。たとえそれが嫌いな友達でも。
ロシア人は、民族差別意識が強い国民性だ。自分はヨーロッパ人として振る舞う。住むのがアジアだとしても。川の向こうから中国製品が流れ込み、中国人が街をうろつき、周りが中国街的風景に変わっていく様を見ながら、ロシア人は苦々しく歯ぎしりしている。
仕方がない、お金を回さないと、ロシア人も生きていけない。ヨーロッパ人であるはずなのに、他のヨーロッパ人からは付き合いを断られるのだから、大統領が勧めるので仕方なく、アジア人と付き合うしかないのだ。中国の指導者が、優しくも手を差し伸べてくれるから、ここは有り難く助けてもらおうと。
中国は、歴史の国だ。太古から、その影響力は偉大だ。日本にも。渋沢栄一も言っている、論語と算盤。論語は中国発祥だ。漢字をはじめとする文化風俗の殆どが、中国の影響を受けている。そして、中国人は、歴史を良く覚えている。特に、国難のときに、どこから誰が来て、どういうことをしたのか。いま、彼らは、それを一つ一つ、反芻し見本にして、なぞり、真似て行っている。なぞることを実行したあとは、良くも悪くも、発展させて行っている。かつての中華を取り戻すために。
ロシアの経済的な弱体化は、中国にとっては願ったり叶ったりだ。強力な経済援助を、喜んで受け取ってもらえる。欧米から敵対国とみなされているから、中国も助かる。しかし、ロシアは歴史上、中国に対して何を行ったか。共産主義を与えた。その前は?他の欧米諸国や日本と同じく、中国を侵略した。かつては清の領土だった黒龍江、ロシア風にアムール川を、アイグン条約と北京条約により、周辺をロシア領とした。その結果が、いまの広大なハバロフスク州や沿海州になっている。香港がイギリス領になったのと同時期である。香港は既に中国に戻され強制的に取り込まれたが、ハバロフスク地方や沿海地方には、いまだにロシア人が大きな顔をして居座っている。
中国人は、歴史を忘れない。もしかして、将来、ロシア領の一部は、中国の植民地的雰囲気の存在になるかも知れない。それが、後戻りのできない、ロシアが選んだ道になるかも知れない。









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