モコは我が家で唯一の長毛猫なんだけど
背中以外のブラッシングが好きではなく
ほとんどさせてもらえないので
大抵いつもボサボサだ。
勿体ないよなぁ、
ちゃんとお手入れして
常にツヤツヤのフワフワだったら
それなりの格好いい猫になれるポテンシャルはあるのに、
と思うこともあるけれど
どうせ我が家では高級感は必要ない訳だし
中身が甘えん坊のストーカーの我儘坊主なんだから
外見だけ格好つけてもね、と思っている。

そんなモコは毎日
ボサボサの毛玉と化して
こつぶやノラさんにストーキングを繰り返し
怒られては
いじめられたの、とばかりに
私の膝に乗ってくる。
いつまでたっても空気が読めず
自分勝手な行動をしてしまうモコに呆れるものの
傷ついたり寂しくなった時には
必ず私の所へやってくるモコを見ると
私のことを信頼してくれてるんだ、と実感し
幸せを感じる
…のだけど
散々撫で回されて気持ちが回復したモコが去った後

私の膝は↑こうなっている。
まとわりついた大量の毛と
舞い散る大量の毛の中で
一時の幸せの代償がコレか、と
毎回溜息だ(笑)。

ちなみに
猫を飼っている人は
猫の毛が目立つから黒系の服は着ない!という人が多いのだけど
私の部屋着の黒率は高い。
その理由は
猫の毛が目立つ色の方が
洗濯前の毛取り作業が楽だから、である。
猫の毛がわんさかついたまま
洗濯機にぶち込むことは出来ないのだから
それなら出来るだけわかりやすい方が
抜け毛を取りやすい、と
あえて黒系を選んでいる。
でも
突然の来客や宅配便の受け取りというイベントのたびに
相手も私も(ー_ー)!!となってしまうのだから
黒を着ない!という方が正解だろう(笑)。
何色の服を着るという問題はともかく
今回は
猫に愛されれば愛されるほど
人間は毛だらけになる、
猫に愛されるという幸せの代償はデカい、というお話なのデシタ(笑)。