琴柱にテンションをかけて
半音、一音、ときには一音半上げる
押し手と言う奏法がありますが
この押し手は、上手に押さないと
バタンと倒れて
お箏が傷つきます
穴があくほど凹みます
お箏を習い始めてしばらくは
琴柱が倒れるなんて想像もしないのですが
何年も続けていると
一度は誰しも倒したことがあると
思います
そして初めて倒したときの
衝撃は忘れられません
舞台で演奏する際は
基本的に
象牙の琴柱を使いますが
押しの連続などでは
柱が倒れるかも
と言う不安がつきもの
練習のときは大丈夫でも
本番ではなにかと事件が起こるもの
そんなときは
遠慮なく
パンタロン柱を使います
ただ、象牙のパンタロン柱は
ないので
プラスチックのもので
音色よりも安心感を重視するんですね
そしてまたやっかいなことに
押しやすくするために緩く締めていると
押す衝撃で琴柱が動きます
なるべく動かないようにするには
重いものと言うことで
計ってみました
プラ琴柱1
プラ琴柱2
あ、やっぱり2の方が重いんだ〜
動きづらいと思った
と思い
象牙も計ってみたところ
まさかの1番軽量と言う
でも象牙が1番動かないので
重さじゃなくて素材でしょうかね
今回は四の糸と六の糸に
パンタロン柱を使いたく
せっかくなら色の似たものをと
比べてみました
真ん中の象牙と似ているのは、、、
左側ですよね
重い方でよかった
この組み合わせで使います
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