お箏でポップスを弾く機会がよくありますが、
楽譜はどうしているかと言うと・・・
実は人気曲などは「箏譜」が出版されています
お箏は音域がそれほど広くないので、
メロディー1パート
伴奏1パート
さらには装飾に1パート
で3パート三重奏が華やかさもあり
私は好きです
もちろん独奏の楽譜も出版されていますので
一人で弾くときも安心です
楽譜が出版されていない場合は五線譜から箏譜を書きます
が、まずその曲がお箏で弾けるのかどうかを判別する必要があります
メロディのみの場合は、
そのメロディの1番下の音と1番上の音を確認します。
それがあまりの幅のある音域だと、同じ音域では難しいということになります
メロディーが上に上がっていきたいのに音数がなく
途中で下がるという悲しい事態が起こってしまうのです
そういう調整が違和感なくできれば良いですし、
納得いかなければその曲は却下となります
そんなこんなで13本の音の割り当てを決めて、
調絃を決めます
私はこうして五線譜に手書きで
糸名を書き入れています
乱字のためボカシをいれております💦
こうして糸名を書いておくと、
仮に違うキーを指定されたときも
書かれている糸のまま弾ける
というメリットもあります
今までは五線譜の方が慣れ親しんでいたので、
糸名を書いていても五線譜の方に主に目が行っていましたが、
最近では五線譜の存在があまり気にならないようになってきました(笑)
そんなこんなでお正月演奏では
みなさまにお楽しみ頂けるよう
いろいろな曲をご用意しております
最後までお読み下さりありがとうございます
人生は選択の連続
お箏のある人生を
お三味線のある人生を