Cブロックが終わり少しの待ち時間が長い。
しかしそろそろ俺の出番だ。
すぐに終わらしてやる。
そう思ってるとどうやら俺の出番が回ってきたらしい。
外に出る準備をしてるとドームの形になっているこの場所ではかなり騒がしい。
「さぁさぁ、次の対戦者はこちらの方です!新隊員であるがオルバ兵長を押した男!ソーエルゥゥゥウ!!」
‥なぜ知っている。
「26番の選手は1等兵ながらも高等兵に勧誘を受けているのは‥この男!
ライルゥ!」
mcが自己紹介をしているが観客の熱気が尋常ではないためかき消される。
「‥お前、オルバ兵士長と互角だったらしいな」
「手加減はされてたけどな」
相手が何を言いたいかわかる俺には直接言えよ!という気持ちしかない。
「お前は強くない、ここでそれを見せてやる」
そしてお互いに後ろに向かって地面を蹴って距離を取った瞬間にゴングが鳴った。
身長180はあろうかと思われるでかさで防具は全て規定のもの。
そのような姿。
しかし、これは俺を殺そうとしてる目だ。
殺意、それ時が初めてではない。
少し前の事件の時も、リユウとの立会いも、オルバとの戦いも、全て殺意を感じていた。
しかしそれは殺意ではない。
いや、正確に言うと微量なのだ。
俺をまともに殺そうとしたわけではなく、ただの敵意。
それを感じていた。
しかしこいつからは本気の殺意。
経験を積んだ殺意。
命を奪うのに躊躇いのない殺意。
その殺意は俺を圧倒するには充分だ。
人を殺したことのない俺には殺されると思うしかない。
いくら剣を習ったとは言え、それも経験の低いもの。
甘かったのだ。
自分が強いと過信していた。
センスがあるから大丈夫だと思っていた。
一般兵を圧倒できたのはあいつらが実戦に出ていないからだ。
殺意という物を持ち合わせていないからだ。
それがブレーキとなり俺が強いと過信させる出来事だ。
ただ闇雲に振ってるわけではない木刀を受けて受けて逃げて逃げてして、隙を伺うが無理だ。
殺意により冷静な判断ができない。
負けてしまうのか?
いや、それはそれでいい経験だと割り切ってもいいかもしれない。
それが俺には必要な事なのだ。
長らくお待たせ致しました!
自分でも続きが気になっていましたがやっとソエルの心の弱さを表現できたと思います。
諦めやすい性格と言うのは時に自分を弱くしてしまう。
それを伝えたいのですが続きはどうなるのでしょうか‥誰にもわからない。
それがいいところかもしれませんね!
最後までご視聴いただきありがとうごさいます!
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