最近の仕事では、「コード(Code)」というものがよくでてくる。
単純に、私の知ってるレベルだと、
Aと書いてあれば、「ラ・ド(♯)・ミ」
Cと書いてあれば、「ド・ミ・ソ」
Amと書いてあれあ、「ラ・ド・ミ」
Cmと書いてあれば、「ド・ミ(♭)・ソ」
多分、あってる?と思うけど。
Kotoは、1オクターブに12個の音がない。基本的に、十三絃箏だと、1オクターブに5つ。二十絃箏だと1オクターブに7つになる。
私がメインでやっている二十絃箏でさえ、音を作らないかぎりは、1オクターブに5個ないのです。
ピアノと比べてね。
数字で書くと、ややこしいけれど、直感でみると、
ピアノの黒い鍵盤が、「十三絃箏」
ピアノの白い鍵盤が、「二十絃箏」
そう考えるとわかりやすいですか。
二つをあわせると、全部あるのか・・・とかそういう単純なものじゃないですけどね。(数字の上ではなんかそうみえた)
ない音を作ってまで、曲を作るのか?といわれると、これがまた悩む。
ない音をつくらずにそのままつくれば、演奏はラクになる。聴いた感じも、素朴になってわかりやすい。
けど、お洒落感があまりなくなるのと、音の遊び心がなくなる。演奏するほうも、簡単すぎて、もうちょい難しいところを望むようになる(?)。
やみくもにない音を付け足せばいいかというと、これがまた違う。違うらしい。
ギターの伊藤浩紀さん(リンクにあるWiwila参照)などは、楽器がらだけではなく、コードには精通している。
私の中では選択肢になかった音が、飛び出てくる。
チェロの溝口肇さんも、コードに精通している。
基本、私と一緒にやってくれる方々は、みな精通しているのだ。
その事実は30歳のころから、ずっと直面してきていたのだが、そろそろ私も「コード」の世界の入り口くらいには立ってみたいと思うようになった。
そんな決意をこめて、文章をかいてみました。
メモがわりに、覚えていったことは書いていこうと思います。
先の長い話です。
Gayo