ご無沙汰しております。

ことうげ農園です。

今日、今シーズン最初のイチゴを収穫しました。




1粒ですが、今年もイチゴを収穫できました。


この1粒を無事収穫する事ができたのは、仕事が忙しい時にお邪魔してるのに、嫌な顔もせず何でも教えてくれる師匠達、諸先輩方のお陰です。


また、「お金無いからもっと安くして下さい。」とか無理な事を言っているのに、ちゃんと対応してくれる資材屋さん、肥料屋さん、農機具屋さん。

更には、人間的に未熟な自分に付いて来てくれるパートの皆様。

皆様方のお陰で今年もイチゴを収穫する事ができました。

本当にありがとうございます。

今ここに当たり前に、自分の手の平に乗っている1粒のイチゴですが、当たり前の事とは思えません。

今年は本当に色々有りました。

記録的な暖冬に始まり、新型疫病、長梅雨、猛暑、過去最大級の台風。

この過酷な環境でもイチゴが実を付けてくれた事が、とても当たり前の事とは思えません。

この1粒を当たり前に収穫できた事を、感謝しています。





イチゴの収穫は始まったのですが、販売の方については12月16日からを予定しています。

ご要望頂いている通信販売ですが、オンラインマルシェ「ポケットマルシェ」にて、年明けより販売出来る様に調整しております。

例年より販売が遅くなってしまい、お待たせしているお客様、誠に申し訳ございません。

今シーズンは化学肥料を減らして、有機肥料に切り替えたのですが、自分の技術知識経験の浅さのせいで、収穫が遅れてしまいました。

なぜ有機肥料を増やしての栽培にしようと思ったかと申しますと、今年の初め頃にお客様から「虚弱体質で食が細い子が、イチゴをパクパク食べたんよ!」と教えて頂けました。

それまでの自分は、ひたすら美味しいイチゴを作って、収穫期間中の農薬を減らす事しか考えていませんでしたが、その話を聞いた時に心に響く物がありました。

更には、新型コロナウィルスで遊びたいのに思い切り遊べなくて自粛している幼い子供達を見る度に不憫でなりませんでした。

それならば、今の自分が出来る事で幼い子供達の為にやれる事を、精一杯やろうと決意して有機肥料や、天然由来の物を優先的に使っていこうと決意しました。

と、偉そうな事を書いておりますが実際は失敗ばかりしてお客様に迷惑かけている次第です。

申し訳ございません。


しかし、自分はこのやり方を貫き、もっと良いイチゴを作ります。




最後になりますが、皆様におかれましてもこのご時世ですので、十分にご自愛下さります様にお願い致します。