こんにちは、こぞうです🐘

高齢化社会が加速し、親の介護が必要になって

きた社会の中で、いつ介護が自分にふりかかるか

わからないそんな方の参考になればと、今回は

私の体験を書かせていただきます。

前回の記事の続きとなります。

認知症に関わる本をいろいろ読み、認知症というものを

なんとか理解しようとしました。

見えない、わからないものと向き合うグレーの期間が

２年ほど続いたと思います。

入院したこともあり、母親の記憶は次第に薄れ、日常的な

タスクを遂行することも難しくなっていきました。

私は感情的にも肉体的にも疲弊し、金銭面の心許なさ、

そして、なによりそれでもこのまま家にいては

ますます仕事にも復帰できないと考え、

１，家から近い職場

２，残業があまりない職場

３，ある程度休みの融通きく職場

４，肉体労働じゃない職場

５，給与はひとまず生活する最低限でよい

を考えて就職活動を再開

派遣という仕事を初めてやってみることにしました。

今、派遣という立場で働いていて、１，２，３は派遣という

働き方は非常にあっていたと思います。

これだけ多様性がでてきた社会

リモートワークの導入した職種もあるなかで

わたしの仕事は基本リモートワークはありませんでした。

契約というものがあるものの、3年働かせていただいて、

母のデイサービスのない日は、

半日リモートワークにさせてもらったり、

母の病院の通院で半休もいらないというときは、

2回で半日の有給を使用させていただくなど、

融通をきかせてもらえるようになりました。

（それでも、有給は母の通院でほぼ全部使用するかたちになります。

1年目、2年目は有給では足りず欠勤も何度かありました。）

介護をしていることを黙っているより、

無理は承知で、職場に働き方を掛け合ってみることも

おすすめです。

介護が4年たち、5年目に入ってきているなかで思うことは、

働き方をどうするか。

一番の理想は、時給が高く働き時間を減らせること。

それは時間の余裕と、心の余裕を持てるようになるのではないかと

思っています。

完全フルリモートは、介護が必要ではなく、コロナが流行る前

2ヶ月ほど仕事で経験がありましたが、

私には性格的に合わないと思いました。

介護をしている今でも、毎日自宅だと

母の動向が気になり、集中できないように

思います。

母の認知症の進行を見ていると、

在宅介護をするうえで、今の方法では通用しなく

なる日は近いなと感じでいます。

週に3日ほど仕事に出て、2日間はリモート

そんな働き方が私にとっての理想です。

派遣という仕事は、きっちり時間も終われて、休みの融通も

きくという反面、職種にもよりますが、給与があがりにくい

という側面があります。

働き方がいろいろできるようになった時代、

転職活動をしてみようかと思っています。

そういえば、職場に保育園があって一緒に出勤して

帰りはその職場の保育園に迎えにいくというIKEAの

システムがありました。

そういう便利さなどは、さすが海外の企業という感じがします。

デイサービスが高齢者の保育園のようなものだと思いますが、

職場にデイサービスがあって出勤と帰宅が一緒にできるというのも

１つ面白いシステムかなと思うのですがどうでしょうか。

特化した資格や経験があれば、時給が高くなると思います。

わたしのように、特別秀でたスキルがあるわけでもなく

一般事務という職種で働くのも、体力的に余裕ができるので

１つの道だと思います。

派遣の時給というのは、職種で時給の幅がある程度決まっているので

あまり経験がなくても、その職種ならこの時給というのがあるため

合う合わないはあると思いますが、職種で選ぶといのも一つの

方法かもしれません。

わたしの仕事についての考えや、仕事と介護離職について、そして

新たに就職をしたことについて書かせていただきました。

同じような立場の方が、視野を広く持っていただく参考に

にしていただけたら幸いです。

認知症の親の介護離職から見えたもの〜その2〜