私の知っているアメリカの小中学校と言えば、
古いニューヨークのそれと
新しいアーバインの
2種類しかないけれど、
私のいた、
110年以上の歴史のある
ニューヨーク市の校舎は
もちろんレンガ作りで、
フロアプランにも趣もあり
ドアノブに至っては
アンティークコレクターにはたまらない
芸術的な模様が刻まれていたりするのですが、
(全くの余談です)
ここ、アーバインは、SoCal でも比較的新しく
色々な建物は、新しく
学校も然りなのである。
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さて、話は 突然 トイレ事情に移ろう。
私が最初に、4歳のムスコとともに
ニューヨークはフォレストヒルズにある
由緒と歴史ある小学校に足を運んだのは
かれこれ、11年前である。
プリケー
つまり、Pre-Kindargarten
の説明会に訪れた時のことである。
親子共々、アメリカの学校は初体験である。
ワクワク、ドキドキ。
何とまぁ、天井が高いこと!
オーディトリウムが、コンサート会場並みの広さ
4階建ての建物に、中2階、中3階があったり、
不思議な空間が存在して、勝手にキュンキュンする。
先生も、映画に出てくるような、スーツを着て落ち着いたベテラン風の女の先生。
話し方も、きれいな英語を使って、発音もきれい。
おー、これからここに7-8年お世話になるんだなぁ。と。
で、説明会もお試しクラスも終わり、
最後にトイレによって帰ろうと
ムスコはボーイズの方へ
私はガールズの方へ
入りました。
。。。
そこで、待ち受けていたものは、
何と
。。。。。
。。。。。。。。
回らないトイレットペーパーでした。
つまり、このような感じのペーパーホルダーに
取り付けられていて、
ロールが固定されてしまって回らないため、
紙を手前から奥へ一回りして、また手前から奥へ、と
何週かさせて取るしかないのです。
これを、子供にさせるのか!
そこまで、紙の無駄遣い防止を徹底するのか!
と、カルチャーショックを受けたことを覚えています。
いやはや不便だな。と。
さて、そんなトイレ事情に関しては後進国だったニューヨーク市から、新天地、南カリフォルニアに引っ越してきたのは、かれこれ4年前。
歴史の浅い、特にこのアーバインは、建物がとにかく新しい。
1972年頃から建てられ始めた公立学校の校舎は、どれもとてもきれい。
そして、当然 トイレ、である。
私が真っ先に気になったのは、もちろんあの、トイレである。
いやー、感動でしたね。
これでしょう。これ。
トイレットペーパーは、回らなきゃ。
回ってなんぼの商売でしょう。
ご期待に沿えるよう、写真もしっかり撮った。
これだ。
どんなもんだい。
これ、全部回るんだからねっ。
すごいな。アーバイン。
これにて私の、トイレをめぐる冒険は、終わりを告げました。
とさ。