『しろいうさぎとくろいうさぎ』 | 手当たり次第の本棚

『しろいうさぎとくろいうさぎ』


これは、子供の頃に一度読んで、なんとなくわけがわからなかった絵本。
てことは、大人向けっていう事なんだろうな。

しろいうさぎは女の子。くろいうさぎは男の子。人間でいうと、ハイティーンくらいの感じ。仲が良くて、一緒に行動してる。それも一日中。
でも、なぜかある日、くろいうさぎは、ことあるごとに、悲しそうな、てか、しょんぼりした感じで考え込んでしまうのだ。

何考えてるんだろうね?
しろうさぎが聞いても、答えないんだよ。

だけど、遊んでても、ごはん食べてても、ふとしたすきに、
(かんがえこみー) とか
(しょぼーん) とか
これは、誰だって気になるよね?
おまけに、どうしたのって聞くたびに、
「ううん、なんでもない」

どうしたんだくろうさぎ!
元気をだすんだくろうさぎ!

絵本ですから、ちょっと心配そうにしているしろうさぎと、しょぼんとした感じのくろうさぎが、なんともいえず、いい。
結局、おませなしろうさぎのおかげでくろうさぎの悩みも無事解決。
めでたしめでたしとなるんだけど、くろうさぎが何を悩んでいたのかは。
言っちゃうと、味気ないから言わないでおく。

ヒント。
2月に読みたい絵本です( ‥)/

著者: ガース・ウイリアムズ, まつおか きょうこ
タイトル: しろいうさぎとくろいうさぎ