『扉の向こう側』 そこは、わちふぃーるどだった | 手当たり次第の本棚

『扉の向こう側』 そこは、わちふぃーるどだった


文庫版のこの本は、それまでに出ているわちふぃーるどのいくつかの短編集から、取捨選択加筆して、わちふぃーるどのカレンダー仕立てにしたもの。1ヶ月につき、短編2本。月と月の間には、枠囲いして、わちふぃーるどの、当月の年中行事が書いてあるんだ。

加筆……ってところが憎いよなあっ。それでなくても、文庫みたいなポケット版は、大判の絵本より、気軽に読みやすいから、買ったとは思うんだけど……(笑)。版形が違うだけなら片方だけ持っていればいいやっていう人には、「加筆」ってところが、買うかどうかを悩むところだと思う!

わりと、オチのある話が多いけど、この中に収録されている中なら、私は「つぼ入りマフィット」なんか好きだなあ。きょうだいがたくさん、仲良くやってる様子がすごく微笑ましいからね。

著者: 池田 あきこ
タイトル: 扉の向こう側―わちふぃーるど