30代という時も
残すところあと1年半ほど。
同い年の友人と語れば
そんな話題に触れることもあります。

十分大人だと思っていた今の年齢は
本人の自覚なしに重ねてきた数字のようなもの。
まだまだ
日々経験することは果てしないなぁ
と心の内はワクワクしたりしています。

これまでもずっとずっと
「今」という時間が好きなので
あまり過去は振り返らないのですが
体感した音楽や映画を再びなぞるときは
過去の私との遭遇の時間。

あの日あの時を俄かに連れてくる音に触れた時
思いがけず
涙がこみ上げてくることがあります。

最近はこちら


畠山美由紀さん。本当に好き。。。
私のなかの「美しい人」はこんなひと。

東日本大震災後、
気仙沼出身のこの方は
その魂をこめて唄い続けていました。

それから5年。
不意に流れてきたメロディーと
ここに唄われている言葉に導かれるように
私の記憶のどこかがざわめき始めました。

透き通るほどの景観には
風の甘い匂いや
陽にあそぶ葉
鳥たちが愛を交わす囀り
子どもの遊ぶ声
ごはんだよ、と呼ぶお母さんの声。

美しい大自然を愛する気持ち
誰かが誰かを思う気持ちが
この世には行き交っている。
決してそれを言葉にしなくても
目に見えなくとも
私たちの皮膚を通して
その想いが染み込んできていることを
そっと
そっと
目を閉じて
感じることが出来る。

大丈夫。
ちゃんと知ってるよ。
私たちは
感じることが出来る生き物だから。
ちゃんと
私たちが愛から生まれて
愛に生きていることを
知っている。。。

いまこの瞬間も
この先も
美しく
強く
優しく
生きていきたい。
人やものを愛することが出来るこの心がある限り
精一杯愛していきたい。

そんな風に思わずにはいられません。

体感してきた音楽や映画は「あの頃」を呼び醒まして
今の私と会話をしてくれる

そんな時間も好きですおねがい


チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄

畠山さんを知ったきっかけは
1999年、新宿のタワレコにて。
試聴機で聴いた時
その歌声にものすごい衝撃を受けたのです。

カレン・カーペンターのような憂いを秘めたボーカル。
とんでもなくアダルトなシルキーボイスに
ドキドキして。。。
このアルバムを何度も何度も聞いていました。

1曲目 「more than paradise」はもう
どこかに連れって~!と
思わずにはいられない異国情緒たっぷりのイントロ。

超名盤です音譜

Port of nortsはもちろん
ソロ名義のアルバムは全部名曲ぞろい。
Discography

記憶のどこかを呼び醒ます人の唄。
ぜひご一聴を。
またライブにも行きたいなぁ♡