「ほんとうの大人は、ほしいものなどなくなって、人にあげたいものが多くなるのよ」
三浦綾子著『残像』より
責任を感じるから、自分のためにその人間が必要だから、その人が悲しいことが嫌だから。そうやって『自分のため』の気持ちで結びつき、相手に執着する。その気持ちを、人はそれでも愛と呼ぶんです。
辻村深月著『僕のメジャースプーン』より
辻村深月著『僕のメジャースプーン』より
ある人間を憎むとすると、その時私たちは自分自身のなかに巣くっている何かを、そのある人間の像のなかで憎んでいるわけだ。自分自身の中にないものなんか、私たちを興奮させはしないもの。
ヘルマン・ヘッセ『デミアン』より
ヘルマン・ヘッセ『デミアン』より
