ニコニコ生放送とかustreamみたいな生配信サイトが日本でも台頭してきた裏には、間違いなくテレビ文化の衰退があるんだと思う。 




オダギリジョーのドラマが視聴率3%だかで打ち切り決定っていうのは記憶に新しい話題だけど、かといって他の連ドラの視聴率が軒並み好調かっていったらそうでもないみたいで。



家政婦のミタやマルモのおきてみたいな例外はあるけど、基本的に民放の連ドラはトレンディドラマ全盛期に比べてテレビ局が危機感を抱くくらいに低迷してるらしい。




他のバラエティ番組でもニュース番組でも、ここ5年くらいに視聴率に関して明るい話題はほとんど聞かなくなった。


昔のバラエティ番組なんか、若者の文化を牽引するくらい影響力があったのに。





かつてのテレビ視聴者はニコ生やユーストに鞍替えしている。なぜなんだろう。




いくつか原因は思い浮かぶんだけど、主なものを挙げるなら



・テレビの過剰なまでの規制に視聴者が辟易 → 規制の緩いネット配信に流出



・「配信する側」としての配信サイトのユーザーが増えることによりコンテンツが多様化。テレビ以上に幅広く楽しめるメディアへ



まぁこんなところか。




ただ、それだけじゃないと思うんだよなぁ。 なんなんだろう。




大昔、それこそテレビを持ってる家庭が希少なくらいだった時代のゴールデンタイムには、人々がこぞってテレビのある家庭に押し寄せてみんなで放送を楽しんだらしい。



ここで、ネット配信にもその視聴モデルが読み取れる気がする。



ニコ生にもユーストにもコメント(チャット)機能はついてる。



みんなで放送を見てがやがや喋る。 この昔ながらの構図が現代になってネットの中のシステムとして蘇ってるんじゃないか。




このある意味原始的な放送の楽しみ方に、ネットユーザーは再び惹かれたのかもしれない。




もちろん正しいことはわからないし、ただの憶測なんだけどさ。でも楽しいと思う原理は一緒なわけだし。




昔のそういう視聴スタイルはテレビの普及によって衰退していったけど、ニコ生やユーストはどうなんだろう。




本当にまだ始まったばかりの文化だから、今後どうなっていくのか気になるね。