にゃあちゃん一家物語
のら猫だったにゃあと2004年に出会ってから
我が家が11にゃん家族になるまでのお話を
ノンフィクションで書いています。
今回で26回目になりました。
お楽しみいただけたら幸いですo(^-^)o
前回のお話はにゃあちゃん一家物語25 です。
赤ちゃんを産んだ頃のにゃあちゃんは
外へ自由に出れるようにしてありました。
にゃあちゃんを病院に連れて行ってから数日後の
お天気の良い朝のことです。
洗濯物を干していると、家の前の道路に歩いて行くにゃあが見えました。
「あっ、にゃあちゃん、お出かけ?」と言ってにゃあを見た瞬間
にゃあちゃん
どこいくのーーーーー
にゃあちゃんダメダメダメーーー
にゃあは、ポチを口にくわえて歩いていたのです。
私の声を聞いたにゃあは
ダッシュ。
私もダッシュ
幸い、にゃあはダッシュした時に
くわえていたポチを落としました。
にゃあは、ポチをもう一度くわえようとしましたが
私が駆けて行ったので、にゃあはポチから離れて少し先へ行って止まりました。
少し離れたところで、こっちを見ているにゃあ。
私はポチを手にのせて、ポチをにゃあに見せながら言いました。
にゃあちゃん、どこに連れてくつもりだったの!?
ダメだよ!!連れてってダメ!!
外に行ったらポチ死んじゃうかもしれないよ。
お家の方が安全なんだよ。
にゃあ、ほらポチがここにいるよ。
戻っておいで。
にゃあは、その場で暫く躊躇していましたが
逃げて行ってしまいました。
あっ・・・。
私は、走り去るにゃあに
にゃあちゃん、ちゃんと帰ってこなきゃダメだよ
私は、ポチを家に連れて帰りました。
はあ~
きっとこの前、赤ちゃんたちも病院に行って
にゃあが診察中に看護婦さんが赤ちゃんたち触っていたし
家にいたら、また連れていかれると思ったのかもしれないなぁ。
家は安全じゃないって思ったのかなぁ。
ふ~、たまたま洗濯物干していて気づいて良かった・・・。
あの時
よりも衝撃的でした。
これからは、にゃあは自由に出入りできないようにしなくちゃ。
は~、私たちのことを信頼してくれていないのかなぁ・・・・。
赤ちゃんがいるから、ちゃんと帰ってくるだろうけど・・・・。
にゃあは、その後1時間ほどして
裏口でニャー(開けて~)と何事もなかった顔で帰って来ました。
この日から、外に出るときにはすぐにドアを閉めるようにして
今まで、出入り自由にしてあった洗面所の窓も閉めるようにしました。
にゃあちゃん、ずーっとうちにいてよね。