にゃあちゃん一家物語
のら猫だったにゃあと2004年に出会ってから
我が家が11にゃん家族になるまでのお話を
ノンフィクションで書いています。
今回で11回目になりました。
お楽しみいただけたら幸いですo(^-^)o
にゃあちゃんのお産にまつわる出来事がいろいろとありましたが
ついに、お産の日となりました。
ちょうど5年前の今日の出来事です
2005年3月28日(月)夜10時ごろ
私が家に帰る途中、息子から電話が
興奮気味の声で
「お母さん、今にゃあが赤ちゃん産んでる!!」
私は息子よりも興奮して
「えっどこで、どこで産んでるの」
「お母さんの洋服ダンスの中!!」
「えっホント!!良かった~」
「ちゃんと分かってたんだね、良かった~」
http://ameblo.jp/kotonoha-369/entry-10468618301.html
「それが、プーにソックリなんだよ」
(プーとはにゃあのだんなさんです^^)
http://ameblo.jp/kotonoha-369/entry-10456514125.html
「えっ見たの」
「見たら取られると思って、にゃあが食べちゃうかも知れないからだめだよ!!」
「うん、大丈夫。もう見ないから」
「お母さんはあと15分くらいで家に着くからね!」
「ただいま!!にゃあちゃんどう?」
「3匹生まれてたよ」
「えーまた見たの」
「大丈夫、大丈夫。なんかまだ濡れてたよ」
「濡れて・・・んえーー 触ったのーーーーー」
「人間の臭いがついたら、赤ちゃんを食べちゃうかもしれないって書いてあったじゃん」
にゃあが妊娠してから、猫のお産の準備のことを本で読んでいました。
あまり見に行ったり、触って人間の臭いがつくと取られてしまうと思って、赤ちゃんを食べてしまうと書いてあったのです。
息子にも言ってあったのに・・・
にゃあは、にゃあのだんなさんのプーにはとても甘えるけど、私たちには甘えないにゃんこでした。
だから、家族と思って安心していてくれてるのかどうか分からなくて・・・。
赤ちゃんを無事に家で産んで育ててくれるのかとても心配していました。
だから、私は見ないようにそっとしておかないといけない、ととても神経質になっていました。
なのに、そんなことお構いなしの息子
お気楽な性格なとこがあるなあ~^^;
私も見たいけど、見に行くとにゃあを刺激してしまうといけないし・・・と
そわそわしていると、洋服ダンスのある部屋からにゃあが出てきました。
その様子は・・・・
ダダダダダッと小走りでトイレに行き
落ち着かない様子でササッとおしっこをして
砂をかけるのもそこそこにして
トイレからダダダダダッと私の方へ来て
「ニャー!ニャー!ニャー!ニャー!」
多分、こう言っていたのだと思いますが・・・
「早く、早く!!ご飯出して!!!赤ちゃんが待ってるから、すぐに行かなきゃ!!早く!!!」
にぼしをあげると、ガツガツ!バリバリ!と食べて
タタタタタタッと小走りで赤ちゃんのところへ戻って行きました。
ともかく、大変なことが起った、急がなくっちゃってひとりで慌てている感じでした。
ちゃっかりしている息子は、にゃあが出てきた時に赤ちゃんを見に行っていました。
息子が「4匹になってたよ、白黒2匹と、黒が2匹だった」と言いました。
見てダメと言いながらも、気になる私・・・
息子の偵察のお陰で、赤ちゃんは今のところ無事と分かってほっとしました。
にゃあが赤ちゃんを産み始めてから約4時間たっていました。
まだ生まれるかな?
生命の誕生は満潮に向かう時と言いますよね。
にゃあのお産もちゃんと満潮に向かう時間内でした。
自然の摂理なんですね~
もう12時近くになっていたので、安心して寝ることにしました。
洋服ダンスのある部屋は、私の寝室なので見たい気持ちを抑えて布団に入りました。
朝5時過ぎに目覚めました。
気になってもう寝ていられませんからねぇ。
そうっとタンスの戸を開いて、にゃあちゃんおはよう
う~~~
小さ~い
可愛い~
早朝5時半に撮った写真です。
まだ、おっぱいをあげるのがぎこちないにゃあです。
にゃあがトイレとご飯に出て行った隙に
パチリッ
生まれてまだ9時間くらいのさくらちゃん
とても見にくい写真だけれど、
4にゃんが元気にもぞもぞ動いていました。
この写真は、携帯で撮ったものです。
あの時にもっといいデジカメがあったら良かったなぁ~
でも、写真が残っていて良かった
これが、5歳になった4にゃんの今朝の写真です。
うまい具合に4にゃんでパチリッ
左から、ヤマト、ポチ、チビ (奥にいるのが)サクラです。
もう5年も一緒にいてくれてたんだね~。
みんな大~好き
いつも傍にいてくれてありがとうね