自分が失敗した最初の工務店は、月に2件ペースで家を建てているとのことでした。
それが多い少ないは自分に判断はつきかねますが、一つはっきりしているのは、もっと件数をたてている工務店とは建材の仕入額が違ってきます。
例えば外壁をパワーボードにするとして、月に2件の工務店が仕入れたパワーボードとその倍を建てているパワーボードの質に違いはありません。けれども仕入額はかなり差ががあることを知りました。
同じ建材でも工務店を間違うとかなりコストが変わってくる。ポイントですよね。そしてこれは契約後わかっても遅いというお話。
月2件のひどかった工務店はもちろん、そんな話はしません。
むしろ月2件でじっくりやっているので、ご安心下さいときます。
料理の世界なら、きっとまた違う価値観が出てくると思いますが、自然素材などをうたいながら、高い仕入れしかできない工務店で家建てるならやめた方がいいと思います。代わりに色んなことを言ってきました。
外壁は6面まで。それ以上は追加料金がかかります。コの字で8面。いやなら、箱しか設計できないし。笑
キッチンの造作は諦めてください。
バルコニーをつけるなら70万アップです。
ウッドデッキつけるなら50万アップです。
薪ストーブは贅沢品です。
いい家は高い。という当たり前の概念は、やり方次第では随分と改善されます。
けれども契約が決まってから見せられる仕様書きを見て納得いかなくてもあれを諦めこれを諦めざるを得ません。
コストが高い仕入れしかできない工務店が悪いわけではないですが。結果なんの創意工夫もない設計になりました。
そしてある日決定打を打たれその工務店と契約は切りましたが、本当にそうしてよかったと思うのです。
今の家の設計は14面。
バルコニーは30万だけアップ。
ウッドデッキは最初から組み込まれアップはありません。
外壁も断熱材もはるかランクが上(価値観には差があるとしても)の仕様で、
現時点で、以前の工務店の見積もりの、オプションつける前の段階の額より安くなっています。
ここまでくると本当にイー住まいさんとソラマドさんが、神様に思えてきました。
とにかくとにかく。
もう一度。いい家が高い、こともなく、高い家がいい家ってことは全くない。
コストを下げても質が下がるは向こうの言い分なわけです。
ではよい一日を。