夢菜の創作怪談

夢菜の創作怪談

ここに書かれる怪談話は、ご自由に使ってもらって構いません。

文才がないのでわかりづらいこともあるかもしれません。

ご了承ください。

更新は決まってないので、書ける時に書きます。

Amebaでブログを始めよう!

我が家には犬がいます。

 

一年前にくるまにはねられ、頭と足に怪我をしたが

 

命には別状なかったのです。

 

名前はポンタです。

 

リハビリを兼ねて1日2回から~3回散歩に行きます。

 

ある日、ポンタが車道に向かって吠えるので

 

どうしたのかな?ぐらいにしか思わなかったのですが、

 

次の日、そこで死亡事故があったのです。

 

偶然だとしか思いませんでした。

 

その後もポンタが吠えた場所で事件・事故が起こるのです。

 

そして昨日のことです。

 

ポンタが庭で吠えています。

 

散歩に行きたいのかと思い、買い物もあったので

 

近くのスーパーに行きました。

 

買い物中にパトカーがサイレンを鳴らし、我が家の方に

 

行きました。

 

買い物も終わり、帰ると我が家の前でパトカーが止まっていました。

 

何かあったのか?ときくと近所で空き巣被害があって、我が家も

 

やられたのでした。

 

隣の家は奥さんが刃物できられたらしいのです。

 

ポンタが吠えずに家の中にいたら・・・

 

その日はポンタに高いご飯を買って食べさせたのでした。

私は仕事が忙しくて、休みの日には、ほぼ用事を済ませたり、

 

家の中の事をやって終わってしまう。

 

そんなある日、父親が入院したというので、支度して実家に

 

行った。

 

危篤ということでしばらくいることになった。

 

有休をとった。

 

その日の夜、私は熱を出し、救急病院に行った。

 

偶然、父親の入院しているところだった。

 

肝臓がよわってるということで、静養のため、入院に

 

なりました。

 

私は今までの疲れからか2日ぐらいほぼ眠っていたようです。

 

起きたころには、すっかり熱も下がり、退院できました。

 

その後も父親の看病をしていたかいがあったのか、一命を

 

とめた父親は、通院でよくなり、家で経過観察です。

 

私は父親が私に静養をくれたのだと思ってます。

 

私の退院時に看護士さんから聞いたのですが、

 

あのまま、私が働き続けてたら完全に肝臓がダメになって

 

いただろう。手術はまぬがれなかっただろうということで、

 

父親に感謝です。

 

今は父親もある程度の生活は問題なく出来、私も

 

すっかり元気になりました。

 

仕事の頑張りが評価され、給料も上がりました。

 

人間たまにの休養は必要です。

 

 

交通事故でよく看板が設置しているでしょ?

 

あれってどれくらいまで置いておくのでしょう?

 

日付しか書いてないのでいつ起こったのかわからないのです。

 

それが故にふと目にとまった看板を通り過ぎた後も

 

気になって考えたりすることもあります。

 

そのせいなのか、そこに色んな人の思いが集まってしまって

 

霊が居座るなんてあるのでしょうか?

 

事故を忘れてほしくない思いが伝わってしまうのでしょうか?

 

ある看板のそばで立て続けに3回同じような状況の事故が

 

ありました。

 

道路状況などで起こしやすい事故なら改善しようがあるのですが、

 

そうでない場合は・・・

 

連れて行くのだけはやめてほしいですね。

私は人目をすごく気にする性格です。

 

だからいつも気を使い過ぎて疲れます。

 

ある日、同じくらいに入社したY子にいいことが

 

あったようです。

 

どうしたのか聞いてみました。

 

するととある地域に綺麗な家が建ったそうです。

 

そこを見るといいことが起こるという噂があって

 

見に行ったらその日に彼氏が出来たというのです。

 

それって偶然でしょうって言うと、信じないならそれで

 

いいんじゃない?って言われて悔しくなりました。

 

私はどんな家なのかが気になり、見に行ってみました。

 

噂が人を惹き付けるのか何人かの人が見に来ていました。

 

私は家を見て、ん?って思いました。

 

2階から睨みつける女の人がいました。

 

その目の先にはある男の人がいました。

 

彼女とその家の話をしている様子でした。

 

周りの人とは違い、非難している感じでした。

 

私は何だろう?と思いつつも帰ろうと思い、駅に向かいました。

 

ホームで電車を待っていると駅のロータリーにさっきの男の人が

 

いました。

 

何気なく見ているとその男の人のいる所に車が突っ込みました。

 

私は怖くなり、急いで帰りました。

 

会社でY子が騒いでいます。

 

耳を傾けると昨日の出来事の事のようです。

 

そしてあの家の人は変死して今でも霊が居座っている

 

などと言っていたのをなんとなく気になってました。

 

仕事が終わって帰り支度をして駅に向かう途中、

 

Y子が事故にあったのを見てしまいました。

 

私はもうあの家の噂に耳を傾けるのは止めました。

 

単なる噂と単なる偶然かもしれませんが、私には

 

今でもあの2階から睨みつける女の人が忘れられなくて

 

怖くなりました。

 

あなたも噂はあまり信じないでくださいね。

 

 

最近、タクシーも値上げされてから乗客が少なくなったという。

 

私もほとんど使わなくなった。

 

そんなタクシーだが、使わなければきつい場合もあったりする。

 

なくなったら困るかもしれない。

 

とあるタクシー会社で妙な噂を聞いた。

 

真夜中にカクテルドレスを着た女が乗り込む。

 

行き先はとある式場。

 

こんな真夜中に?と思っているといなくなるという。

 

この辺りで結婚式当日に事故とかで行けなくなったから・・・

 

なんて話はない。

 

そんなある日、一人のタクシー運転手が久々に長距離の乗客を乗せて

 

会社に戻る途中、おしゃれな服を着た女が手を挙げた。

 

パーティーなんかの帰りだろうか???

 

それくらいにしか思わず、停まった。

 

乗せようと思ったが急に眠気が襲ってきて、事故ったら困る。

 

と思い、そのままドアを開けずに会社に戻るべく発車した。

 

チッ!

 

聞こえるはずのない女の舌打ちが聞こえたような気がした。

 

何かしようとしてたのか?

 

それからは、真夜中に走るタクシーが減ったか減らないとか・・・