とっさに、嘘をついてしまいます。
「嘘をついている」という感覚は無く、
何も考えずに、その場限りの生返事をします。
意識が無いので、全く態度も様子にも変化が無く、
親でも見抜けない事が多く、信じては、
裏切られる・・・という、気持ちになってしまいます。
段々、言動のつじつまが合わなくなり、
「何かおかしい」と、周囲も気付くようになります。
「どうして嘘をついたの?」と、いくら問いただしても、
答えは有りません。答えられるはずが有りません。
余り追い詰め過ぎると、その場限りの
思い付きの理由を並べ、より周囲を傷付けます。
どうして嘘をつくのか?なんて、
嘘をついている認識が無いので、全く解らないのです。
いくら叱っても、注意しても、
本人には罪悪感が無いので、態度も様子も改まりません。
同じ失敗を繰り返しても、気にしません。
「嘘をつく」「騙す」
という、悪意が無いので、「嘘をついたね!」
と指摘されると、プライドを傷付け、心を閉ざしてしまう事も。
何気なく言葉を発してしまうので、同じ過ちを、繰り返してしまい、
「嘘つき」のレッテルを貼られ、
イジメの対象になってしまう事も、有ります。
特に、ご家族は、振り回されて大変です。
見放さず、根気強く向き合い、
その都度、
「考えてから、返事をしようね。」と、
言動に意識を持たせるように、促していきます。