久しぶりに記事を書きます…

今年に入ってから、ずっと作品の画像はアップして来ているけれど、

文章はなかなか書けずにいます…

 

でも…

今回はちょっと…このなんとも言えない気持ちを書いておきたくて…

 

 

我が家の裏には、毎年春には綺麗な花を咲かせ、

初夏には美味しい実をつける、桃畑があります。

 

ここに家を建てた時から、それは毎年必ず見える風景。

もう17年、当たり前のように見て来た景色です。

 

今年の春にも、見事な花が咲き、

桜の花よりも濃いピンクの花が、私は好きです♪

 

 

 

この綺麗な花が、二階へ上がる階段の窓から見えるんです♪

しばらく、眺めていることもあります。

本当に綺麗なの。

 

そして、花が散り、今度は美味しい実をつけるんです♪

いつも、桃のおじさんやおばさんが5月になると、沢山ついた実を間引きに来るんですが、

今年はその姿がありませんでした。

 

3~4年ほど前から、桃のおじさんの姿を畑では見なくなりました。

体調を崩されたようです。

その代わりにおばさんが来ていたのですが、今年はおばさんの姿もない…

 

本当なら今頃は、「早生」の桃が綺麗な色に実っている頃なのですが、

今年は…

 

 

桃色に色づいてはいるのですが…

 

 

実を間引きしてないので、一粒ずつが小さく、

しかも、実がいっぱいなのでその重みで枝がしなってしまい、

とうとう、折れてしまった枝もあります…

 

 

 

毎年

年が明けたら枝の剪定をし、

春になったら肥料を与え、畑を耕し、

花が終わったら消毒をし、

実がついて来たら間引きをし、

選ばれた子には、袋をかぶせ、

日あたりを良くする為に、地面に銀色のシートを引き、

そして、収穫。

 

この繰り返しを、何年も見て来ました。

 

でも…

今年は違うんです…

 

階段の窓から見える景色はいつもと違って、とても複雑な気持ちです。

 

春におばさんに会った時、

他にもまだ桃畑や梅・柿の畑もあるから、

手が回らなくなってると言っていました。

 

大変なのは重々わかっていても、

やっぱり、この景色を見ちゃうと…可哀そうだな…って思っちゃう。

 

美味しい物って、しっかりと人の手と愛情が入ってるんだな~って、

改めて思いました。

 

今後、この木たちはどうなっていくんだろうな…。

 

また来春も、綺麗な花が見られるといいんだけど。。。

 

 

♪ kotoha ♪