クイズです。

 

①私たち誰もがいつでもどこでも行っていることです

②大きなことから小さなことまであります

③一人でできることもありますが、誰かの助けが必要なことあります

④人生はこの連続です

⑤秒の単位でできることもあれば、年の単位でないとできないこともあります

 

さて、なんでしょうか?

 

答えは、「決める」または「選択する」です。

 

今、あなたはこのブログを読むという行為を決めて、この文章を目にしておられます。それは、秒の単位で決められたはずです。

 

人生の中には、進学、就職、結婚、転職、起業など一大決心を強いられることが多々あります。大きなテーマであればあるほど、時間をかけて誰かの助言を必要とするのではないでしょうか。

 

医療現場も意思決定の宝庫です。

特に、がんなどの重い病の場合には、すぐに治療を決めなければなりません。

 

 

とある患者さんの話しです。

40代ぐらいの男性でした。

 

大腸がんと診断されましたが、化学療法を受ける決心がつきません。

主治医は丁寧な説明を繰り返したのですが、なかなか決められません。

 

きっと、副作用や治療による仕事への影響を懸念されたのでしょう。

もしかしたら、ご自身の夢や希望の実現を優先させたかったのかも知れません。

 

何度か相談のための診察を繰り返していたのですが、やはり彼は決められなかったのです。

 

ついに主治医は、思いがけない行動に出ます。

診察室のテーブルをドン‼と叩いて、一言。

 

「男だろ!」

 

 

同席していた看護師さんによると、部屋の中が一瞬凍り付いたようです。

 

患者さんは思わず、「や、やります!」と即答しました。

その結果、無事に抗がん剤の治療を受けることができました。

 

この言薬は、取扱注意のラベルがつく劇薬です。

でも、考えてみると主治医と患者さんの信頼関係ができていたからこそ、主治医はこの言葉を発したのでしょう。

 

そして、受け取ってもられるという見込み予測していたのではないかと信じたいです。

 

みなさんも経験があるはずです。

迷っているときに誰かが背中を押してくれたことが。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

私のポートフォリオです。

 

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