親の一言が子どもにとって言薬となったお話です。

 

ベストセラー「鏡の法則」の著者でおられる野口 嘉則先生から教えていただきました。

鏡の法則

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野口先生の小さい頃の同級生が、学校でいたずらを繰り返していたそうです。

困った先生はお母さんを呼び出し、そのお子さんと三者面談をしました。

 

初めて学校に行ったお母さんに向かって、先生はこう言いました。

「お子さんがこんなに悪い子なのは、ご家庭に問題があるからではないですか?」

 

その時、ずっと黙っていたお母さんが初めて口を開きます。

先生に向かって毅然とした態度で、こう言い放ったのです。

「この子は悪くありません!」

「確かにこの子がしたことは悪いことです。でも、この子は悪くありません!」

 

隣にいたその子は涙を流して聞いていました。

そして、それ以来問題行動をしなくなったそうです。

 

なかなか出てくる言葉ではないかも知れません。

こんな風に言うことの方が多いのではないでしょうか。

(子どもに対して)

「なんでそんなことしたの!」

「先生に謝りなさい!」

 

(先生に対して)

「申し訳ございません。私の躾が悪くて」

 

この子は悪くありません。

この言葉の背景には、いろいろな思いが込められているような気がします。

 

存在することへの肯定

我が子への絶対的な信頼

罪を憎んで人を憎まず

我が子が変われるという確固たる自信

 

 

以前、「あなたは悪くない」というブログを書きました。

 

 

人は、自分の存在を肯定的にとらえてくれる人がいれば、

自分であり続けられるのだと思います。

 

ちょっとした言い回しで、言葉は言薬に昇華できるはずです。

 

 

以下のサミットに登壇します。

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2023年8月26日(土)、27日(日)

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私は、8月26日(土)の19時30分から登壇し、

「現役医師が教える! 人を虜にする対話術」というテーマでお話しします。

ご興味がございましたら、ぜひご一緒いたしましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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