今回の大阪都構想の住民投票の件、個人的にはガッカリです。
確かに都構想について、全てを理解している訳でも無く
橋下さんの政策全てに納得している訳ではありませんが、
はっきり言えることは、大阪市が抱える莫大な借金問題への解決策は
反対派から具体的に出ているわけではないという点です。
これまで大阪市民として、オリンピック誘致失敗で消えた経費や、
乱発した三セクの負の遺産の数々や、会社員時代に垣間見た
天下り先の外郭団体の腐敗ぶりや、行政で働いている人から聞いた、
税金を裏金に変える悪しき風習などを歯がゆい気持ちで見てきましたが、
これらがこのままで良いわけないです。
橋下さんにしても、実際にお会いしてお話しを聞いた
元教育委員長の中原さんにしても、普通に弁護士をやっていれば
高収入で悠々自適な生活をできたのに、
大幅に減収した上、矢面に立ってくれて、アンタッチャブルな領域に
メスを入れてくれてました。(やり過ぎもあるとは思いますが)
今回、70代以上の反対が多かったというデータが正しいのならば、
登場が10年ほど早かったのか・・・
引き続き、東京より高い税金を払いつつ、
地元の動向を見守りたいと思います。