阪神・淡路大震災の記憶 | 不況に負けない、値引きしない、強い自立型フリーランスになる 「フリーランス生き残り術」

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今日は1月17日。

山口百恵の誕生日なんですが、それはいいとして
今日は僕にとっては、ある意味人生観を変える数々の経験をした
17年前の阪神・淡路大震災の記憶を思い出す日なんです。


あの震災の記憶を忘れないために・・・・・



東北の震災も関東で間接的に経験した今では
より一層、阪神の震災の経験を活かす必要があると考えます。


以下は7年前に書いたブログのネタの再掲載です

 ↓

あの日の前日の晩は、月が赤くて大きかったのを
よく憶えてます。


何故かあの晩は眠れなくて、ずっと布団の中で目を開けていたのですが、

突然、


「ドーン」


という衝撃音が鳴り響きました。

最初はトラックが家に激突でもしたんかいなと
思うやいなや、突然の縦揺れが・・・・・


「ごごごごどどどどど」


一端止んだかと思ったら今度は強烈な横揺れが



「がたがたがたがたがたがたがた」


経験したことが無い、長時間の猛烈な横揺れの最中
頭の中では

「こりゃ家がもたないな。屋根が落ちてくるかも・・・」

と、布団の中で金縛り状態になりながら考えてました。
何故か意識は冷静でした。

幸い家は、外壁にヒビが入ってガラスが割れた程度で済みました。

翌朝、一応会社に行ったものの誰も出社してませんでした。
道路もガラガラで都市機能は完全にストップ状態です。

三日後、テレビで救援物資不足を報じるニュースを見ました。
以前、従兄弟が住んでたアメリカに遊びに行ったとき、
ボランティア活動が、市民の生活に溶け込んでいるのを見て
衝撃を受けたことがあったのですが、
今こそ、ボランティアに参加する時だ!と思いました。
今しなくていつすんの?
と思うくらい、居ても立ってもいられませんでした。
献血や募金だけでは自分に納得できませんでした。


と、その瞬間友人から電話が・・・・・

彼も僕と同じ事を考えていたようで、
二日後、自転車に積めれるだけの救援物資を持って
神戸に向かいました。
用意した物は、カイロ、生理用品、トイレットペーパー、
食料等です。
自転車にしたのは、車だと渋滞を引き起こして被災者の方に
迷惑になります。電車も同じ理由です。
目的地は一番被害の大きかった長田地区。
直線距離でも相当遠いのですが、その間を海の手、山の手を
ジグザグに避難所巡りです。

横倒しになった阪神高速道路や、壁が落ちて各フロアーが
剥き出しになった三宮駅前の惨状を見たときは泣きそうに
なりましたが、

「避難所の子供にお菓子あげたら、
   お兄ちゃんありがとうと笑ってくれた」

と泣きながら喜んでいた友人の姿が一番印象に残ってます。

被災地で一番不足していたのは水でした。
それも飲み水では無く、風呂やトイレの水。

派出所のお巡りさんも無精ひげボウボウで疲労困憊気味でした。
また全国から警察官や自衛隊の人が集結していて
あちこちの方言が飛び交っていました。

学校の体育館では、ずらりと棺桶の列が・・・・・

道中、遺体発見の声を聞くこともありました。


街はパニック状態でした。


あの経験は絶対忘れることはできません。
平穏な現代社会において、一夜にして全てが崩壊するという
現実を受け入れるのに、少し時間がかかりました。

またボランティアの難しさも学びました。
その後も何度か通って、屋根修理や炊き出し等、
いろいろ経験したのですが、

ボランティアは・・・

●自分が出来る範囲でしなければならない。
●途中で辞めることはできない。
●しかし終わりを自分で決めることもできない。
●ボランティアを目的にしてはいけない。
 被災者の方の手助けが目的。
●手助けのつもりが大迷惑ということもあり得る。
 気遣いに関しては超念入りにする必要あり。
●被災者を助けすぎてもいけない。
 依存され過ぎると後々、責任取ることは不可能。
 あくまで自立までの手助け。

等、いろいろ考えさせられました。

当時、

「がんばろう!」

は、被災地では禁句になっていましたが、
今はどうされているのだろうか?

「がんばってるがな!」

と笑って話せる過去になったのだろうか・・・?

今日は、震災で学んだ

「普通にに生活できることの幸せ」

を感じながら、感謝の気持ちで過ごしてみようと思います。



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ここまで抜粋。


あの経験、活かされているだろうか・・・・・

すくなくとも、忘れないでいたいし、

この記憶と経験は伝えていきたいと思います。






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